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私の周りの不思議体験談~あるいはただの?よもやま話~

この記事は約12分で読めます。

私自身の不思議体験や、占いにまつわるお話をさせていただきましたが。
今回は、私の周りから聞いたお話をにつづってみたいと思います。
暇つぶしに小耳を傾けていただけましたら幸いです。

家族の絆編

帰って来た妹

20代前半の頃、職場の同僚から聞いたお話です。

彼女のおばあちゃんは、少女時代に妹を亡くされました。
もちろん悲しくてやりきれなくて、なかなか現実を受け止めることができません。
ところがその晩遅く、突然亡くなったはずの妹が家に帰って来たのです。

驚く姉(若き日のおばあちゃん)に、彼女は抱きついて「私死にたくない」と言ったそうです。
彼女は確かにしっかりと触れることができ、声も発しています。
しかし生者でないことは明確でした。
自分の死を受け入れられないかわいそうな妹に、姉は優しく「あなたはもう死んでしまった」「それは変えることはできない」「この先行くべきところがあるはず」と諭しました。

告げる方もつらくて仕方なかったけれど、死んだ本人がこんな状態ではいけないと思ったからだそうです。とても賢くて愛情深い方ですね。
やがて落ち着いた妹は「お姉ちゃん、ありがとう」と納得して家から出て行きました。
それこそ身を切られるような思いで、その後ろ姿を見送ったのだそうです。

ものすごくリアリストで優秀な同僚が、淡々と語ってくれたせいでしょうか。
身近な人の死に際には、きっとそんなことも起こるんだろうな、とスッと染み入ったお話でした。

お母さんの留袖

高校の同級生と、大人になって再会した時に聞いたお話です。

大学卒業直後、同期の女の子が結婚することになり、彼女は人づてで式に参加できるか聞かれたことがありました。
正直それほど親しい相手でもなかったので、どうしようか悩みましたが。
たまたまスケジュールが空いたり、臨時収入もあったりしたことで、参加することに決めました。

そして迎えた結婚式。無類のスイーツ好きの彼女は、式進行よりチョコレートタワー(チョコフォンデュ)に夢中だったそうですが…。
ふと高砂の方を見ると、新郎新婦に並んで留袖に身を包んだ女性がニコニコ立っているのに気が付き、危うくチョコを吹きそうになったそうです。

実はこの新婦は、早くにお母さんを亡くしていました。
この友人はたまたま、その話を聞きながらお母さんの写真を見せてもらったことがあったそうです。
写真は親戚の結婚式のもので、お母さんは留袖を着用していました。そしてその柄について話題になったので、強く印象に残っていたそうです。
そしてその時、高砂にいた女性が着ていたのは間違いなくその留袖でした。

もちろん友人は式の後に新婦にそれを伝えに行き、一緒に号泣したそうです。
その式に呼ばれたのは、きっと「お母さんが参列している」ことを新婦に教えるためだろうね、と言っていました。
なんとも素敵なお話じゃないですか。

まさかの二次会会場に

このカテゴリーではレギュラーの、肩に鬼の手があった友人Aのお話です。

Aは20代の頃、彼氏と一緒にバーを経営していた時期がありました。
この彼氏がまた霊感の強い方で、まあいろんな逸話があるのですが、そらはさておき。

結婚式の二次会会場としてお店を貸し切りにした時のことでした。キッチンで片づけをしていたAは、フロア掃除中の彼が大声をあげたので慌てて駆けつけたそうです。
腰を抜かさんばかりの彼に話を聞くと、モップが人にぶつかりそうになって驚いた、と。
いわく、床に正座したおじさんがおり、ニコニコ微笑んでいたのだそうです。
閉店後の店内、もちろんそこには誰もいません。
その日お店を利用したカップルが、最近お父さんを亡くされたと、前もって聞いていたというA。きっとそのお父さんが来てくれたんだよね?と嬉しく思ったそうです。

先の話と同じく。きっと亡くなった親たちは、こんなふうに子どものハレの日には、そばで見守ってくれているのでしょうね。

子どもは知っている

ちょっとさわやかではないお話も。

ある友人は、大学時代からお付き合いをしていた男性とつつがなく結婚したのですが。
実は大学在籍中から、長きにわたる浮気相手がおりました。
そして結婚前に、その浮気相手の子ども(タイミング等々で間違いないと)を身ごもってしまいます。
浮気相手にも結婚前提の彼女がおり、残念ながら中絶しか道はありませんでした。
自業自得とはいえ、もちろん辛い。彼女はひそかにその子に名前をつけ、一人で供養したそうです。

時は流れ、彼女はめでたく旦那様との間に一男一女を授かりました。
やがて小学生になるという娘ちゃんを寝かしつけていた時のこと。
娘ちゃんは突然「私ね、生まれ変わったら○○って名前にするの」と宣言したそうです。
あろうことかその名前は、彼女が亡くした子に授けた名前でした。
血の気の引いた彼女をよそに、娘ちゃんはすやすや眠りについたそうですが。

彼女はその後、その話を蒸し返したことはないので(できませんよね…)なぜそんなことを娘ちゃんが言い出したか真相は不明です。
旦那様には墓場まで持ってく秘密ですが「とりあえず娘にはバレてるわ」と震え上がっておりました。

性別はガチャガチャで決まる?

同じ友人の話です。
彼女は胎児記憶というのにものすごく興味があり、子どもたちが話せるようになると「生まれた時のこと覚えている?」と聞いてみたそうです。
実は私も姪と甥に聞いてみたのですが、「ナニソレ?」とばかりに無視されました。
先の勘の鋭い?娘ちゃんも、残念ながら「わかんない」と答えたそうです。

しかし息子ちゃんは違いました。
「うん、すべり台から降りて来たよ」と即答したそうです。
調べてみると、同じように生まれた時のことを、おちびちゃん達はよく「すべり台」と表現するのだとわかりました。
おもしろくなった友人は、さらに突っ込んで話を聞いてみました。
すると「すべり台の下に、ガチャガチャあるでしょ?」と、さもわかりきったことのように言ったそうです。「それでね、ぼくは男の子が当たったの」と続けました。

なんてことでしょう。我々の性別がガチャガチャによって決められていたとは!
世の中ってまだまだ知らないことだらけですよね。

肩に鬼の手があった友人A特集

人の業は幽霊より怖い

もう何度も話題にしているので、一度彼女のお話に特化いたしましょう。
以前もお話しましたが、私は中学生の頃まで、まあまあ霊感の強い方でした。
そして中学の同級生で、何かと周りと衝突するAの肩に「鬼の手」が張り付いているのを見ます。この時はただ、だからみんな距離を置くんだな、と納得したのですが。
大人になって知るのですが、Aは家族関係が複雑で苦労人でした。
本来優しい子なのですが、他人に弱みを見せまいと気の強さが前に出てしまう、不器用で損な性分でもあったのです。

さらに目鼻立ちのはっきりした美人なので、反感も買いやすかったのでしょう。
中学生当時から同性には敵対され、長じるにつれ異性とは修羅場になりがちでした。
しかもよりによって魑魅魍魎の跋扈する「夜の世界」に飛び込んだものだから、トラブルは増えます。知人から手ひどい裏切りに合ったり、犯罪被害者になってしまったり。
霊媒体質の彼氏と住む部屋に幽霊がでるくらい、もはや愛嬌。彼女が何より悩まされたのは、「生霊(いきりょう)」だったそうです。

普通の幽霊はそこで完結している?けれど、「あいつだな」と思われる悪意や、その他雑多な思念は生々しいものらしく。
日常的に体調不良に悩まされ、微熱が続くことも多かったそうです。

生霊(いきりょう)はヒトゴトじゃないらしい

31歳の頃、Aの紹介で出会ったイケメンKと2か月ほど恋愛関係になりました。
これが超絶ゲス野郎で、二股だったうえ手ひどく捨てられることに。(この失恋がヨガを始めるきっかけとなります)
にもかかわらず、その後何年にもわたって、忘れた頃に「違う電話番号」で電話をかけてくるヤバい輩でした。
責めるつもりは毛頭ないのですが、さすが彼女の紹介だけあるなあ…と思ったことは否めません。

ところで奴から連絡がきたことを伝える前に、たいていAには「K君またいるね」と言われました。
どうも奴の生霊が、たびたび私のそばにいたらしいのです。
そもそも簡単に、人は生霊になるのだとか。悪い感情だけでなく良い感情でも、大なり小なり強い思いが生じれば、生霊が相手のもとに現れてしまうことがあるそうです。

しかもサラりと「ゆかも(自分の生霊)飛ばしてるからね」とも言われました。
なるほど奴を恨んだ時、私も飛んでたかも。被害者ヅラしてましたが、加害者にもなり得るわけです。
というわけで、極力他人に黒い感情を抱かないよう戒めにしております。

サンカクさん

そんなAは持病で通院するように、定期的にお祓いをしてもらっておりました。
しかし霊媒師が彼女と会って顔をしかめることも多く、お祓いに数時間かかった時など、次に電話をすると着信拒否にされていたこともあったのだそうです。
どっちもかわいそう。

そんなわけでいろんな霊媒師にお目見えした彼女ですが。中でも印象的だったのが3世代の巫女さんだったそうです。
紹介で訪れた親子の巫女さん宅。そこには、まだ小さい娘(孫)さんも一緒にいました。
その女の子はAを見ながら「サンカクさんがいるね」と言ったそうです。

何のことだろう?と思ったら、お祓いの際に「鬼がいますね」と言われ納得したそうです。
おそらく「サンカク」は角のことだろうと。おチビさん、すでに視えているのね。
ていうかほら~、やっぱ鬼ついてたじゃん!

ヘビ女

20代後半、Aは地元にいたため定期的に会う機会がありました。
しかし30代になると彼氏とともに上京してしまったため、時折電話で話するくらいになりました。
そんなある日、めずらしく夜中に電話がかかってきたのですが。

たまたま起きていたため、ナニゴトかしら?と電話に出ると「よかった!今ヘビ女が来ててね」とおかしなことを言い始めました。
「え?何それ」「なんかね、ここ最近ずっと憑かれてて、お祓いにも行ったんだけどまた現れて」なんならGが出たくらいの(そっちも嫌だけど)口ぶりです。
「さっきやっと消えたんだけど、怖かったから誰かに話したかったの。よかったゆかが出てくれて」うん、よかったね?
一通り話をして落ち着いた彼女は「じゃあまたね」とご機嫌で電話を切りました。

うん?ヘビ女??考えるほど、じわじわ恐怖が増してきました。
待て待て、今度は私が怖いし!!
そうしてその日は、部屋中の明かりを点けて寝る羽目になったのでした。

浮気はダメですよ

先にお断りしますが、Aは賢く女性らしい気遣いのできる子で、私は今も昔も彼女が大好きです。
しかしAはとんだ恋愛体質でもありました。
中学時代の初カレも知っていますが(私の彼氏とダブルデートしたことも)、再会した時(中学卒業後に交流が途絶え、20代半ばになった頃)には19歳からずっと続いているという盤石な彼氏を紹介されました。
ところが恋多き彼女、常に全開で浮気を繰り返してきたとのこと。

浮気の是非はともかく、もうそういう体質だと思ってあげてください。
実は私に紹介したKも、当時の浮気相手の友人でした(当然同類ですな)。
そんなAですが、なんとほぼ毎回彼氏に浮気がバレてしまうことになります。
しかも霊感で。

例えばしばらく離れる機会があった時(新たな相手とラブラブな頃)。久しぶりに彼氏と会うことになったのですが、再会した瞬間は笑顔だった彼が、すぐに真顔になり「お前浮気してるだろ」と秒で通告してきたそうです。
生霊なのかな?彼女の横にその浮気相手が視えた(年恰好を言い当てられた)のだとか。
彼女は自業自得ですが、久しぶりの再会に水を差されて、かわいそうな彼氏さん。

まあ実際には彼にもそれなりに問題はあって、私はいっそ別れたら?と何度か言っていたのも事実ですが。結局浮気相手とはどこかで終わって、いつも元サヤになっちゃうみたいでした。こればっかりは他人が口出しするのも野暮ですから⋯。

実は彼らが上京してしばらくしてから、連絡が途絶えてしまい(私が携帯番号を変えたこともあり)、かれこれ10年ほど消息は不明です。中学が一緒だっただけなので、ほかのつながりもなく。彼ともどうなっているかわかりません。
でもまたいつか、バッタリ再会できるんじゃないかなあ、とは思っています。
幸せになっているといいなあ。

物の怪(もののけ)のお話

もうちょっとお化け的なお話で、締めくくらせていただきます。

マジムンは曲がれない

「石敢當(いしがんとう)」というものをご存じでしょうか。
T字路などの突き当りに設置される、魔除けの一種です。
マジムン(魔物)はまっすぐにしか進めないので、ここでせき止める(罠的な?)役割を果たします。中国が由来で、日本全土でもちょいちょいあるそうですが。
特に沖縄では信号機以上になくてはならないもの。ちょっとでも突き当り(ぽい)箇所には、100%絶対にあります。もし無かったら、うちなーんちゅはパニックになります。

という話を鹿児島の友人にしたところ。
「あー、突き当りやばいよね」とすぐ納得されました。

彼女は京都の大学を卒業していたのですが、その時住んでいたアパートがT字路の突き当りだったそうです。その部屋は4階でした。
ところが毎晩のように、窓が外からノックされたのだそうです。ベランダもない、外に面した窓です。そのため4年間、夜は絶対にカーテンを開けなかったそうです。
開けたら何が見えたんでしょうね。怖すぎるううぅ。

まあベランダがあって人がいたら、そっちの方が怖いとも言えますけどね。
というか、そもそも引っ越すでしょう…肝がすわってんな。
まあ古都ですから。きっとマジムンもたくさんいるのでしょうね、というお話でした。

夜釣りの怪異

うちの親族は、全般的に不信心でスピリチュアルなことに関心がありません。
よく予知夢を見るという父ですら、幽霊の類は信じていませんでした。

そんな父が、一度だけ霊現象を体験したことがあります。
父は若い頃、仲間と共同で海釣り用のボートを購入するほど(ある日突然船舶免許を取ってきた)釣り好きでした。昼の海釣りはもちろん、夜の海も楽しみにしておりました。
ところがある時期を境に、夜釣りはNGに。幽霊船を見てしまったからだそうです。

いつものように友人と二人で夜釣りに出かけた際、真っ暗な海原にポツンと明かりが見えたそうです。
その明かりは少しずつ近づいてきました。
夜釣りを楽しむ仲間だろうと思い、挨拶しようと待ち構えていたところ。
あと数メートルですれ違うという段階で、突如その明かり(船)は自分たちの船を通り過ぎた先に移動したと言います。

絶対にすれ違ってないのに、どうやって。
腰を抜かさんばかりの父に、霊感の強い友人は「ああいうの、たまにいるよね」と何事もないように言ってのけたそうです。
真っ暗な夜の海でのお話。普通に怖すぎますけど?

奄美にはケンムンがいる

幽霊船で肝を冷やした父ですが、やはり怪異のほとんどを信じていません。
けれどひとつだけ断言するのは「ケンムンはいる」ということです。

ケンムンとは奄美大島に伝わる妖怪のようなもの。沖縄のキジムナーや日本古来のカッパと似ていますが、もっと精霊的で動物的でもある存在です。
人間の立ち入れない崖などに貝殻があると、ケンムンが食べたものだと信じられています。山に鬼火が見えたり、誰もいないのに声が聞こえたりしたら、それも全部ケンムンのせいになります。
奄美にはいまだ不可侵領域の自然が多いので、ケンムンが生息しても不思議じゃないのです。

しかし父が信じているのは、実際に祖父が目撃したからでした。
祖父は無学で無筆ですが、暗算が得意な地頭のいい人でした。統率力もあり、リーダー的な立場でもあったそうです。浜辺の集落に住む、男らしい海人でもありました。

そんな祖父が率いる海の男たちが、漁をしたときのこと。
網からたくさんの魚を出していたところ、海から突如「ケンムン」が浜にあがってきたそうです。豪胆な彼らが身動きすらできず見守る中、ケンムンはバリバリと魚をむさぼり始め、満腹になるとまた海に帰って行きました。
孫の私が見ても、クソ真面目でバカ正直な祖父が確かに見たというのですから、父に疑いの余地はありません。
私も事実に相違はなかろうと信じますが、それケンムンじゃなくて半魚人じゃ?という気持ちも。
ただ「ケンムン」は目撃証言がたくさんありつつ、その姿はそれぞれ異なるというのも特徴的ではあるものです。
ですから祖父の語るソレは、やはり「ケンムン」で正しいのです。

このケンムンについてものすごくわかりやすい表現をしている本がありますので、興味がある方はぜひご一読ください。別の章もおもしろいですよ!

不思議は日常にいっぱい!

いかがでしたでしょうか。
こんふうに、不思議な出来事って日常にたくさん転がっているのですよね。なんなら一生、一度も不思議な目にあったことはない、って人の方が少ないんじゃないでしょうか。
ただ「不思議なこと」をあるがままに受け入れる姿勢のようなものも、大切なんじゃないかなあと思ったりします。
あなたのまわりにはどんな不思議がありますか?よければ教えてくださいね!

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