鹿児島県民ながら、有名観光地屋久島は未踏の地であったワタクシ。
ところが数か月前に、仕事関係の人が実家(屋久島)からとタンカンをくださったり、上司が(かなりイレギュラーな)屋久島出張に行くことになったり、バイク乗りの知人が屋久島ツーリングの話題を出してきたりと、シンクロニシティ降臨。
これは呼ばれている?とにわかに興味がわいてまいりました。
近くて遠い【屋久島】
鹿児島県民は屋久島に行かない!?
私は沖縄本島に通算で15年以上住んでいましたが、その間あまたある離島で訪れたのは、学生時代に合宿で慶良間島に1泊と、30代半ばに同期の結婚式で宮古島へ1泊、の2回きりです。
同様に数多くの離島を有する鹿児島でも、本土の住人は用事がないと離島へ行くことがまずありません。
私自身は奄美大島出身のため、南の奄美諸島は大体訪れておりますが。奄美の人間にとって北の種子島・屋久島というのは、鹿児島本土への往復では素通り(不定期で寄港する船はある)する、距離は近いのに非常に縁遠い地域です。
そもそも奄美諸島は沖縄含む南西諸島のカテゴリーですが、種子島・屋久島以北は歴史・文化ともに分断されています。これまで旅行先として、まず思い浮かぶこともありませんでした。

鹿児島はポテンシャルの宝庫

鹿児島市在住となって陸続きの県内をほぼ網羅。コロナ禍がやや落ち着くと近隣県のソロツーリングを楽しむようになったこの数年。
九州制覇目前♪と思っていた矢先、鹿児島県内にもまだ行ける場所があるじゃない、と急に気が付いたのがこの屋久島でした。
いったん気にかかるとソワソワしてきて、行き方や見どころを検索しまくります。
早速ゴールデンウイークに訪れようと思ったのですが、宿が尋常ではない高値で断念(長崎旅へ変更)。さすが有名観光地です。
降水量の多さから月に35日雨が降ると表現される屋久島ですが、7月の連休なら梅雨も明けて1年で最も雨が少ない時期。改めてそちらに照準を定めることにいたしました。
鹿児島⇔屋久島は空路or航路3パターン
鹿児島本土から屋久島へは、空路と航路の選択肢があります。
| 移動手段 | 種類 / 便名 | 所要時間 | 片道運賃R8年 | 1日の便数 | 特徴・利便性 |
|---|---|---|---|---|---|
| 飛行機 | JAL(JAC運航) | 約40分 | 約13,000円〜21,000円 | 1日 4〜6便 | 圧倒的に最速。欠航率がやや高め。 |
| 高速船 | トッピー&ロケット | 約1時間50分〜 2時間45分 | 約12,700円〜14,000円 | 1日 5便前後 (季節変動あり) | 本数が多い。※車は不可。 |
| 旅客船(大型フェリー) | フェリー屋久島2 | 約4時間 | 6,500円 (2等運賃・往復割引あり) | 1日 1往復 | 車やバイクもOK、船内設備が充実。 |
| 貨客船(実質的な貨物船) | フェリーはいびすかす | 屋久島行き約13時間(種子島での船中泊含む) 鹿児島行き約5時間(種子島停泊含む) | 3,900円 (2等運賃・往復割引なし) | 1日 1往復 (屋久島行き:夜発・翌朝着) | 貨物メインのため設備は少ないが、旅客もOKで最安の移動手段。 |
私は愛車持込のツーリングですから、むろん空路(飛行機)は却下。
航路には高速船とフェリーがありますが、やはり車両を乗せられない高速船はなし。
残るは旅客船フェリー屋久島2と貨物船フェリーはいびすかすの2択になります。
前者は片道9,500円(旅客6,500円+バイク3,000円)で往路鹿児島8:30発→屋久島12:30着。復路は屋久島13:30発→鹿児島17:40着、いずれも片道4時間になります。
後者は片道6,950円(旅客3,900円+バイク3,050円)で多少お安いものの、往路は種子島経由でロスタイム多し。なんと鹿児島からは18時発で21~5時一晩の種子島(西之表港)停泊を経て、屋久島には翌朝7時着。トータル13時間かかります。屋久島からはの復路は、8時発の種子島停泊1時間のち、鹿児島着は14:30で約5時間でそれほど変わりませんが。
連休だし混雑をさけつつ早朝を活用したいと、考慮の末、往路7/17(金)はフェリーはいびすかすにて一泊。7/18(土)7時着のち、翌7/19(日)午前中まで1日半屋久島を満喫。復路は13:30発フェリー屋久島にて帰還することにいたしました。
往路フェリーはいびすかす
谷山港(いわさき鹿商海運)にて乗船
連休は晴れ予報。屋久島へ向かう向かうフェリーはいびすかすは、本来貨物船のため予約ができないとのこと。バイクは先着順で10台と言われましたので、早めに向かいます。
というわけで、18時出発ながら受付開始15:30には谷山港へ到着。さすがに一番乗り♪



意気揚々と受付を済ませ、近くの物産館へ買い出しに出かけます。
船内にはレストランや売店などはないそうですから、夕食と朝食までゲット♪





港へ戻ると、学生風の若者が待合所に増えていました。
ちなみに結局バイクは私一人。もっとゆっくり来てもよかった~。
正直乗り心地はイマイチ
乗りなれた沖縄-奄美-鹿児島間フェリーでは、2等客席でも座席の割り振りがあり、個人スペースが確保されます。さらに船内や甲板のいたるところに椅子やテーブルが設置。レストランや売店に加え、自販機も豊富です。
しかしフェリーはいびすかすは座席が決まってないうえに、船内にも甲板にも椅子は一つもありません。というわけで早めに場所取りして、船室で閉じこもる形になります。
女性部屋が設けられていたのですが、そこに置かれていた枕と毛布は3組のみ。最終的に5人の女子が入ったので、二人は隣の部屋から枕と毛布を取ってきていました。
自販機ではカップ麺と飲み物は買えますので、何も持ち込まなくても飢えと渇きは避けられます。お菓子の自販機まであるといいなあ。
私は先ほど買ったお弁当を18時(出航前)にはいただき、酔い止めの薬を飲んで(揺れる前に)眠ることにいたしました。さすがに船旅対策は心得ております。






種子島下船者が多い模様
早々寝てよかった。なかなか揺れました。
そうして21時、種子島西之表(にしのおもて)港に到着です。
ものすごく余談ですが、沖縄の西表(いりおもて)島のほうが耳なじみのある私は、数年前までこの種子島の地名を「いりのおもて」と読むのだと思いこんでいました。
40歳過ぎて勘違いに気づく恥ずかしさったら。
種子島で下船するのはほぼ若者たちのようです。乗り心地が良くない分、お安いこの船。島外に進学・就職した若者が帰省に使うのには、時間帯・料金ともにコスパ最高ですもんね。
そのまま翌朝5時まで停泊ですので、私は夢うつつに彼らの動きを見つつ、4時までしっかり睡眠。そうして夜明けの甲板から種子島を眺めるのでした。



5時に西之表港を出港すると、東に細長い種子島、西に明るい軍事施設東馬毛島をしばらく観察。部屋に戻って朝食です。
少々揺れますが到着後はすぐ出発したいので、昨夜買ったお弁当(保冷剤とともに保管)をしっかり食べて備えます。
食べ終えると再度甲板へ。1時間はんほどでそびえたつ山々が見え始め、近づくほどに心が躍ります。



Day1:屋久島3/4周
臨海部から一気に山々が立ち上がり、岸線からわずか十数キロで標高が2,000m近くになる屋久島は「洋上アルプス」と称される山岳島です。
周囲約132kmのほぼ円形の島に、標高1,000mを超える峰が45座以上も連なり、海沿いの里から見える部分は前岳、そこより中心部は奥岳と呼ばれます。

白谷雲水峡トレッキング
向かう道すがら
下船前にグーグルマップをセットし準備は万全。
7時すぎに車両甲板から降り立つと、宮之浦港から30分の白谷雲水峡へ一直線です。



思ったより舗装されているきれいな道路…と思っていたら、ところどころ未舗装や舗装中の場所もありました。
7時台なので少ないものの、時折すれ違う車には注意です。
それにしても、各観光地へ向かう定期バスは軒並み大型。この細い道をプロの運転すごいなあ。
シダ植物の群生は、奄美と似ているけれどよりワイルドでした。
そして標高が高くなるにつれ、奄美では馴染みのない針葉樹林(杉)が増えていきます。
目指す白谷雲水峡の入口はすでに標高600m。段々植物形態は変容していく様こそが、屋久島の醍醐味です。


トレッキング開始7:45
さあ白谷雲水峡に到着しました。
連休なのですでに係員の方がいて、すぐさま案内してくださいます。駐車場にバイク用の場所が確保されているところはポイント高し。



入口に登山者届(日帰り不要)を提出するところや、携帯トイレ回収ボックスがあるのは、ガチっぽくてちょっとビビります。世界遺産はトイレ自体設置がないってことね、我慢できるかしら。

さて地図を見ると、最長コース太鼓岩までは往復4時間!いろんな意味で覚悟がいります。
しかし私が一番行きたい苔むす森までは往復2時間半とのこと。まずはそこまで、片道1時間ちょっとだし、行ってみましょうか。
受付案内所は8時からのため、協力金800円(大人一人・入山時)は後ほどお支払することにして、さっそくトレッキング開始です。
初おさる遭遇!
入口は階段ですが、次第に道なき道になります。とはいえピンクリボンなどでコースがわかるようになっているので助かります。案内看板がポイントごとに設置されているのもよき。



時間が早いため20分ほどは人と出会いませんでした。
しかしようやく東南アジア系の女の子一人とすれ違います。もうお帰り!
そこからしばらくすると、白人の男性二人組とツアーガイドがいたので追い越します。外国人率高し。
そして一人になったところで、おさるの親子2組がコースを横切りました。
過去に野生のサルと出会った経験は、栃木日光とインドリシケシの2回のみ。ちょいトリッキーな南国人の経歴はともかく、いずれも威嚇されて怖かった記憶がありますので、野生のサル遭遇にはビビり倒します。
しかし屋久島のおさる達は、私を一切気にすることなく悠々と去っていきました。あ、そういう感じなのね。
でも本当は一人で来るのは、安全上あまりよろしくないかもしれません。
幸いその後は、ちょいちょいほかの登山者と出会い始めたので安心しました。
苔むす森8:30
ところで1時間超えを想定していた苔むす森でしたが、はたして45分で到着しました。
これ太鼓岩まで全然行けるな。
ところで私には野望?がありました。苔むす森といえばジブリアニメ『もののけ姫』の世界観そのもの。映画公開直後に購入し、実家で30年近くホコリをかぶっていた『こだま』2体を召集(父に郵送してもらった)、今回持参しております。
ここで彼らの写真を撮るのが、この旅最大の目的といって過言ではありません。
さあ森へお帰り。




太鼓岩9:00
太鼓岩へ上るかどうかの分岐点には8:50到着しました。やぱり想定よりかなり早いな。
頂上までは10分との案内。よしがんばるぞ!


しかし今までより道がだいぶ過酷です。あれ?これ合ってる?
さすがに途中で心配になりますが、斜面がきつすぎて引き返すには降りるのが怖すぎる。とりあえず10分上ってしてみよう。
はたして、舗装されているっぽいところへ合流しました。案の定、一瞬コースアウトしていたみたいです。危なかった。
そうして登頂直前、突如霧がわいてきました。なるほど山の天気は変わりやすいというやつか。
それにしても気のせいでしょうか。なんだかいい匂いです。
しかし残念ながらこの霧で、登頂からの絶景は見られませんでした。残念。
でも霧のかかる感じも神秘的で素敵じゃないですか?これはこれでよき。



往路は急に人が増えます
行きはほとんど人がいませんでしたが、帰りは何度も立ち止まらなければいけないほど、たくさんのツアーグループたちとすれ違いました。9時以降スタートが多いのでしょうね。
それにしてもガイドさんたち、少々感じがお悪い。
お客さんへの説明で急に立ち止まったり、写真撮影したりして、一人しか通れない道で待っている私を無視するパターン多し。たいていツアー参加者の方が気をつかって、私を行かせてくれましたが。
ガイド代を払わないフリー観光客が気に食わないのでしょうか。



さて無事入口に戻ったのは10:30。太鼓岩まで往復で2時間45分と、案内の4時間よりだいぶ短かったですね。まあ私の場合写真撮る以外は駆け足だったので(我ながら健脚)、もっとあちこちで立ち止まったりガイドさんの解説聞いてたりしたら、そのくらいの時間が妥当でしょう。
気温はそれほどですが湿度が高いせいか、汗だくになったので着替えを余儀なくされたのは、かなり想定外でしたが。
海を見下ろす展望台でランチ♪
早めのランチをしようと、11時に宮之浦の物産館へ行きました。
ところが目当てのトビウオ唐揚げ定食が、ネットで900円だったのに、なんと2,200円になっているではありませんか!いきなりインフレ進んだ?
ほかの定食も軒並み1,600円オーバー。高い!
というわけでプラン変更。すぐ近くの地元スーパーでお弁当を買うことにいたしました。
トレッキング後ですからおなかがすく!がっつり肉系をゲットし、どこぞの海へ…と走りだすと、いい感じの展望所があったのでそちらでランチとしゃれこみます。幸せ♡



それにしても、海の感じが奄美と似てるのに違和感。サンゴは海底にあるはずだけれど、リーフ(サンゴ外礁)がないんですよね。
奄美・沖縄はリーフに囲まれて穏やかなビーチ(波が立たずサーフィンには向かない)が多いので、いきなり外洋と接した海は、実はちょっと怖いです。
ウミガメ上陸日本一【永田いなか浜】
宮之浦港から宿のある安房まで、反時計回りの遠回りでツーリングを開始します。
まずはウミガメ上陸日本一といういなか浜へ。
リーフこそないけれど、青い海と青い空に白い雲と白い砂浜。大好きなコントラストにウキウキしちゃいます。
しかしさすがに保護区になりますので、いろいろ厳しそう。
それにしても、南国の島出身の私が見ても、なかなか感動する美しい砂粒です。保護されているのもありますが、ウミガメたちが好む環境なのでしょうね。
カメが見られるわけではありませんが(見られる体験やツアーはある)、美しい眺めでしっかり満足いたしました。




ちなみにすぐ近くに、故郷でよく見る昔ながらのハイビスカス(日本各地で売られているものは外来種が多い)が郷愁を誘います。

西部林道
なんだかツーリングの話はあまりしていないので、ここから本番?ですね。
屋久島をぐるりと囲む県道の、北西部分は西部林道と呼ばれます。ここは野生のサルやシカが多く見られると有名な箇所。
ただしかなり狭まった場所や、崖に面したところもあるので運転要注意です。夕方の海側は特に危険だと聞いていたので、反時計回りで山側を日中に走るのは計画通り。
さあ会えるかな♪


道が細くなり始めると、早速第一おさると遭遇。
あわあわ停車して写真を撮っていると、後ろから大きなバンが来てさらに慌てます。それまでほかの車両は全然いなかったので気を抜きました。
バンを先に行かせ写真を撮りますが、ちょっと怖いのでちょっと距離をとります。
その後はシカもすぐに現れ、シカとサルのコラボも。



時期なのでしょうか。おさるは赤ちゃん抱えていますし、ただでさえ小型でかわいいヤクシカはバンビちゃんまで一緒です。かわいすぎてキュンキュンしました。
うまく写真は撮れなかったけど(´;ω;`)
ちなみに先のバンは観光ツアーらしく、この後しばらくサル・シカポイントの度に一緒に停まることになりました。
大川(おおこ)の滝
九州最高峰の宮之浦岳有する屋久島は、降雨量の多さに加えあらゆるところで生じる高低差により、いたるところに大小さまざまな滝が見られます。
中でも「日本の滝100選」にも選ばれている大川の滝は、その落差実に88m。屋久島を代表する滝です。
大川の滝は幹線道路からも見ることができますが、駐車場からすぐの滝つぼまで行くことも可能。
実際に近づいてみると、なかなかの迫力です。水しぶきを感じ、マイナスイオン(似非科学らしいですが)もバキバキ。


ちなみにすぐ近くに、この滝の水がしみ出た湧水がありました。せっかくなので、水で溶けるコーヒー粉(このために持参)で休憩します。いいね!



千尋(せんびろ)の滝



大川の滝からほんの数分先には、千尋の滝もあります。
落差約60メートルの豪快な滝が特徴の、代表的な景勝地です。
滝の左側にある巨大な一枚岩が、千人が手を結んだほどの大きさ(または畳千畳分)というのがその名の由来です。
大量の雨水によって硬い花崗岩を削られ、深いV字谷の地形を作り出しています。


第一展望所と第二展望所がありますが、先ほどの大川の滝に比べると遠くから眺めるため、迫力は少々劣ります。
しかし岩を含めた壮大な地形の全貌は圧巻。一見の価値ありです。
宿エコホテルソラ
そろそろ宿へ向かいます。
屋久島はわりと、ゲストハウスか高級リゾートに二分されている感じで、中間のビジホ的な層は薄い印象です。
私は人見知りなので、国内のゲストハウスや民宿的なところはちょっと苦手。かといって1泊数万円払って、宿自体を楽しむタイプではありません。
マンガ『おひとりさまホテル』を読むと、いいお宿も試してみたいとは思うのですが。
そんなわけで国内旅行は基本ビジホ。
私が今回選んだお宿は、エコホテルソラさんです。
チェーン店などがない中、かなり合理的(素泊まりのみ・隣のホテルとサービス提携あり)なシステムで、建物もきれいで口コミも上々です。


ちなみに夕方予約しておけば、翌朝4時から登山弁当を手配してくれます。コンビニや朝食の食べられるチェーン店のない屋久島で、とっても便利!私も翌朝5時でお願いしました。
地元居酒屋
というわけでチェックインを済ませ、徒歩5分の居酒屋さんへ17時オープン直後に伺います。
店はすでにほぼ満席!一人なのでカウンターに行けてよかった。
店員さんがお若く、活気があってよい雰囲気でした。カニの手(貝)なども推しメニューのようでしたが、実は奄美にもあるのでパスです。
地元の鯖の燻製的なものもありましたが、刺身が苦手なので却下。
お目当ては、昼食べそこなったトビウオの唐揚げです。1,600円と少々お高めですが、昼の定食2,200円を見た後なら妥当な金額かと。




深酒はご法度ですので、ビールは軽めにいただきます。
沖縄ではグルクンの唐揚げを週2ペースで食べていた(スーパーのお惣菜にもあり)私。
それに似てはいますが、大きなヒレがおつまみ的で素敵です。個人的にはもっとカリッカリに揚がっていてもよかったなあ。
でも満足です♪ごちそうさまでした!
Day2午前中駆け足で!残り1/4周コンプリート
ヤクスギランド
朝4時起床、5時出発!
宿から車で30分ほど先に、これぞ屋久島な杉たちが見られるヤクスギランドなる場所があります。
本日はそこを目指します。
帰りの船が13:30発ですから、早めに動くに越したことありません。
というわけでまだ明けきらぬ5時に、チェックアウトをして出発です。
カウンターには、前日お願いしていたお弁当もちゃんと用意されていました。うれしいな。
ちなみに道すがら、前日までに個人予約すると直接受け取り可能なお弁当屋さん(あさひ弁当)もにぎわっておりました。

安房港に寄り道して向かいます
宿を出てすぐ、安房港の案内があったので寄り道します。
ここへは高速船の一部が寄港するようです。明け行く空を眺め、これから向かう山並みを確認し、改めて出発です。


山道に入ってすぐ、ガチ登山のツアーバスが何台も停まっているのを追い越します。
皆さん本格的な格好をしておられ、やる気まんまんですね。次回は私もこの一員になろうかな。
上っていくと、同じく登山者を送ったと思われるタクシーなどともすれ違います。
段々日が昇り、山並みが照らされて気持ちいい!高度が上がるにつれ、ひんやりしてくるのもよき。
目的地手前で、またおさるやしか達とも遭遇します。朝からかわいいね君たち!



150分コースを選択5:50

さて昨日同様、いくつかのコースが選べるようです。
一番長い210分コースを選びたかったのですが、こちらはガイドなしでは難しいとのこと。
2番目の150分コースにいたしましょう。
ちなみに協力金800円を入れる箱があったので、本日は前もってこちらにお金を投入して出発です。
ところでスーパーボランティアでおなじみ尾畠春夫さんは、もともと山岳の道を舗装するボランティアをされていたそうです。その様子を一度テレビで拝見し、お仕事ぶりに脱帽。こういう協力金が少しでも役に立てればいいなあと思いますね。



さて入口付近は、かなりきれいに整備されていて遊歩道の趣です。
しかし進むほどに険しくなり、最終的に150分と80分コースの分岐点からは、見るからにハードになりました。








ところで花粉症になって以降、杉には恐怖しかないのですが(アスファルトが少なく雨量の多い屋久島は症状出にくいらしいです)、千年超えの巨木の厳かさには息をのみます。
それにしてもさすがに6時前に出発すると、誰とも行き違いませね。
人の気配のない山奥。普段なら立ち入れない場所を独り占めできるなんて、こんな贅沢あります?
残り1/4周
天然プール春田浜
150分コース、蓋を開けたら95分でコンプリート♪
一登山を終えお着換えしても、時刻は7:45です。一日が長い!
とはいえ朝飯前、おなかすいたー!
AIに近くでお弁当を食べるのによい場所を聞き、案内されるままに春田浜へ向かいます。到着は8:15、ちょうどよいね♪
砂浜のビーチではなく、岩肌が出て堤防で固められた浜ですが、さすがに水はきれいです。
父が幼少期を過ごした奄美の集落が、同じような浜でなじみ深い。
さあ朝ごはんです。バクバク。
朝食後も思いがず居心地よくて、小一時間過ごせました。海でこんなにゆったりするの何年振りかしら。潮風で浄化される心持ちです。



最後の一走り
朝食後はのんびり港へ向かいます。
途中どこかへ寄ることはなく、ただただ海を横目に走る幸せ。
二日間晴れ予報でしたが、さすがに雲行きが怪しくなってきました。実際途中でぽつぽつとにわか雨もあります。
とはいえカッパが必要なほどではなく、むしろ暑い中気持ちのいいミスト感覚。
冷やかしに屋久島空港ものぞいてみましたが、入口即搭乗ゲートという感じで、特段見るものもなくすぐ出ることに。レストランはいい感じっぽかったですね。
空港の前にはドラックストアは3軒ほぼ連続してあります。逆に言えば、ここにしかありません。昨日の3/4周に1つくらいあってほしかったなあ。
そこから港までは普通の幹線道路でしたが、最後におさるの親子を見かけたのはラッキーでした。ひかれないように気を付けてね!
そうして無事一周を終え、残り時間は宮之浦港で過ごすことにします。
屋久島環境文化村センター
港のすぐそばには物産館と資料館があります。
物産館は昨日軽くのぞいたので今日はスルー。
ところで私は朝早くに動くため、旅行先の施設は営業していないことが多いのですが。珍しく10時前に時間ができたため、資料館はちょうどいい場所でした。
館内の一部は無料ですが、30分ほどの屋久島紹介映画が560円で2本見られるということ。
ちょうどいいので視聴することにします。
改めてドローンの美しい映像、屋久島の山岳信仰を学ぶことができ、なかなかよい時間を過ごすことができました。


駆け足ながら満喫の1.5日屋久島旅
復路フェリー屋久島2
帰りは行きとは異なる旅客船フェリー屋久島2に乗船します。
今度は鹿児島に直行4時間です。
船内は3階建てになっていて、1階は受付と売店、よこになって休める船室があります。
2階にはテーブルと椅子のセット、そしてシャワーや自動販売機。昼食を撮ろうと思っていたレストランもあったのですが営業しておらず、仕方ないので売店で買ったお菓子をいただきます。
3階は2階同様テーブルと椅子のセットがありますが、外がきれいに見えるテラスのような趣です。そこにリールでつないだ犬を連れたお客さんがいるので驚きました。なんと3階はペット同伴可とのこと。ペットと旅行をしたい方には朗報ですね。
私は3階でダウンロードした動画を見たり、甲板を行き来したりして過ごしました。
洋上では少々揺れますが(酔い止めは乗船前に服用済み)、おおむね快適に過ごせました。









ツーリングはレンタルバイクがおすすめ

今回愛車レブルと向かいましたが、ツーリングよりトレッキングがメインとなったように、走りを楽しむという感じではありませんでした。
実際、バイク乗りには大川の滝でおひとり(熊本ナンバーのさわやか青年ライダー)遭遇したのみ。
原付や125㏄スクーターのレンタルバイクに乗っている方を数名お見掛けしましたが、あれで十分ですね。
今回は運よく天気が良かったですが、1日晴れていることがめずらしい場所でもないですし。
レンタカーで動いている方も多かったですが、狭い山道に往生して危なっかしい。
普段あまり運転されない方や自身のない方は、タクシーやバス移動が絶対におすすめです。
次回来るとしたら一人はないなあ。誰かと登山に来ます。
その時までまたね~。



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