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あなたはサンタを信じますか?珠玉のクリスマス映画「34丁目の奇跡」

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皆さんは何才までサンタクロースの存在を信じていましたか?
私は何を隠そう小学4年生まで、がっつり信じておりました。実際のところは「絶対にいて欲しい」と願う心境に近かったのですが。
また多くの子ども達同様、私にとってももちろんクリスマスは誕生日と同じくらい心待ちにする特別な日でした。
やがて恋人や友人の集まりで過ごすようになり、クリスマスは「一人で過ごすわけにはいかない」ある種プレッシャーを感じる日となりますが、それもせいぜい30代前半までのこと。
今や単なる年の瀬の一日となって久しいのは、私だけではないでしょう。
それでもこの時期、いたるところでクリスマスソングを耳にし、あらゆるところでツリーリースを目にすれば、多少は心が浮き立ちます。

そんな気分をさらに盛り上げてくれるのがクリスマス映画の数々です。
まず挙げられるのは名作『ホーム・アローン』(1990)でしょうか。『ラブ・アクチュアリー』(2003)『ホリデイ』(2006)などのロマンスものも捨てがたい。『シザー・ハンズ』(1990)のウィノナ・ライダーもかわいかったなあ。無声短編アニメ『スノーマン』(1982)なんて、今でも音楽だけで泣けます。
いずれの作品も大好きですし、いつ見てもクリスマス気分に浸れますが。ほかにもあまたあるクリスマスムービーの中で、私が個人的に一番好きなのが「34丁目の奇跡」(1994)です。

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1947年に制作された『三十四丁目の奇蹟』を、先の『ホーム・アローン』製作チームによってリメイクされた作品!という背景だけでも期待できるシロモノですが、テイストは『ホーム・アローン』まったく異なるハートウォーミングな内容。冒頭でお尋ねした「サンタの存在を信じるか」がテーマの作品です。

物語の要となるのは、見るからに「本物のサンタ」の老人クリス。実際に彼は自分をそうだと信じており、「本物なの?」と問う子どもたちにも、ニッコリ微笑んで「そうだよ」と答え、大喜びさせておりました。
クリス役は大ヒット映画『ジュラシック・パーク』(1993)で、その創設者CEOを演じていたイギリスの俳優さんです。結果的に大騒動を引き起こすかのパークですが、遺伝子から恐竜を復活させる技術を、少年のような目で語る姿はとても印象的でした。その純粋なまなざしは、このクリス役でも存分に発揮されています。

そんなクリスとたまたま知り合ったのは、経営不振のデパートコールズで働くシングルマザーのドリーでした。
クリスマスイベントの責任者となっていた彼女は、クリスをサンタクロース役に起用します
そのあまりにも適役な彼の活躍で、イベントは大盛況。その存在はテレビでも取り上げられ、クリスは「コールズのサンタ」として一躍人気者となります

ところで子どもたちは彼を「本物のサンタ」と認識していますが、もちろん大人たちはクリスを「少々頭のおかしな老人」だと思っています
イベントの成功に気をよくするドリーも、当然その一人。さらに離婚経験で傷つき肩ひじ張って生きている彼女は、娘のスーザンにも「サンタは存在しない」と教えていました
母娘の隣人で弁護士のブライアンは、憎からずドリーと思いあう仲ですが。幼いスーザンが「サンタはいないのよ」と言うのを聞き戸惑います。

このスーザンがまた、実にかわいらしい。母親の言葉を信じてサンタの存在を否定するものの、クリスと触れ合うたびに「彼はもしかして本物では」と考えるように。本当は彼女も、ほかの子どもたちのように「サンタを信じたい」という気持ちでいっぱいなのです。
そんな切ない少女を演じるのは、この後『マチルダ』 (1996)の主演で名を馳せるマーラ・ウィルソン。こちらも大好きな映画で、その天才子役ぶりは圧巻でしたが。まだまだあどけなさの残るスーザンの笑顔は、それだけで心を動かされるものがあります。

さて大幅に売り上げを伸ばすコールズでしたが、それを快く思わないライバル店の策略によって、クリスは暴力沙汰の加害者とされ、精神病院に送られることになってしまいます
しかしそのことによって、むしろ彼の高潔な人柄を知ったブライアンが立ち上がります。クリスの名誉を取り戻すべく、陥れた相手と戦うよう彼を説得。
その正当性を主張するために「クリスが本物のサンタである」、すなわち「サンタは存在する」ことを法廷で明らかにすると誓ったのです。

はじめは荒唐無稽だと馬鹿にされていたこの裁判。しかしブライアンの巧みな法廷戦術によって、策略の一端を担った検察側は徐々に追い詰められていくのです。
裁判の向かう先は「サンタの存在証明」を超えて、「見えないものを信じるか」を人々に問いかけるものとなっていきます。大切なことは目に見えない。そんな名言(もちろん大好き『星の王子様』)を思い起こさせます。
はたして、くだされるいきな判決は!?

ちなみにこの映画の話をしようとするたびに『ニューヨーク東8番街の奇跡』(1987)とタイトルがごちゃまぜになって一回悩みます。UFOそのものが超かわいい知的生命体という、ほっこりする映画です。クリスマス映画ではまったくありませんが、これもとっても好きな作品。
ついでにおすすめしちゃいます。

大好きがいっぱいあふれてしまいました。聖なる夜にメリークリスマス!

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