妙齢の女性に訪れる更年期。その症状は百人百様ゆえに、戸惑う人が多いものです。
私自身色々と気になり、検索したり本を読んだりいたしました。
その結果、専門的なお話よりも、いろいろな人の実体験を聞くのがわかりやすいなあと感じたのです。
そこでここでは、私自身がその一つの材料となるべく、私の場合についてお話させていただきます。
更年期とは?
女性の一生における「ある期間」の名称
生理を迎えたすべての女性に、やがて閉経の時がやってきます。
その閉経前後の5年ずつ、あわせて10年間が更年期と呼ばれる人生の一時期になります。閉経の平均が50歳頃ですので、おおむね45~55歳の間ということになりますね。
その期間多くの人が感じる不調が、いわゆる更年期症状というものです。
さらにこの症状が重く、日常生活に支障を来すものが更年期障害。
とはいえ更年期症状自体ほとんど感じることのない人から、仕事もままならなくなる人まで、実に大きな個人差があります。
中には更年期に入る前の30代後半から40代前半のプレ更年期に、すでに症状が現れる人もいるそうですから。生理痛やPMS(月経前症候群)同様、程度の差が大きいゆえに悩み戸惑うことになるのです。
やっかいな更年期症状の数々
この症状が多種多様。
有名なところではホットフラッシュ(ほてり、のぼせ、発汗)や、イライラ・不安感などがありますが。さらに頭痛・動悸や息切れ、疲れやすさや記憶力の低下、睡眠障害といったものでしょうか。自分の感じているなんらかの不調を検索してみると、いくつかの候補の中に「更年期」とあって驚くこともあります。
とにかく千差万別の症状から、多くの人が訴えるのは結果不定愁訴。
そもそもこれが更年期症状なのか、老化の一種なのか、なんらかの疾患に由来するのか判断しづらいのがまたやっかいなところです。違和感を覚えたら、やはり受診するのが一番でしょう。
全部妖怪?ホルモンのせい!
そんな更年期症状はなぜ起こるのでしょう。
まず閉経前の5年間は、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)が大幅に減少します。
その急激な変化で脳がパニックに。自律神経の乱れとなって、様々な不調を生み出すことになるのですね。
逆に閉経後はホルモンの値が低い状態で安定しますので、症状が落ち着く人も出てくるようです。
ところが今度は、ホルモン低下による健康リスク(骨がもろくなる、脂質異常が起きやすいなど)にさらされることになります。
一回一回の生理周期でもホルモン変化に悩まされるのに、最後にまた大きくその減少に左右されるなんて、女性ってホント大変!
更年期があるのはヒトだけ!?
すべからく生き物には繁殖能力が備わっていますが、「生理」があるのは哺乳類の一部だけです。
野生の動物が血の匂いをさせていたら、肉食動物の餌食になって生存自体危うくなりますから当然ですね。
さらに犬や猫には閉経がない(そもそも生理の仕組みが違う)ため更年期もありません。
ヒトでも男性は生涯生殖能力がありますので、その機能がなくなってなお生きている人間の女性自体が特殊なのです。
実際にはクジラやチンパンジーの一種に更年期があるようですが、それに悩まされるのはおそらくヒトだけでしょう。
閉経後も社会的役割(育児の補助など)があるから生きているという説もありますし、そこは開き直って「更年期」どんとこい!と受けいれるしかないのかもしれません。
【女性と生理】まずが私の生理ヒストリーをもとに
初潮は小学5年生
4300gで生まれたビッグベイビーは、幼少期より大柄でぽっちゃりだったせいでしょう。発育が早めで、胸が膨らみ始めたのも小学校3年生の頃からでした。
ですから母親や学校の先生が、初潮が早いだろうと気にしていたのを覚えております。
実際には小学校5年生になってすぐ、10歳の終わり頃にお赤飯をいただきました。
平均(12歳)より少し早いかな、というところですね。
28日周期は都市伝説だと思っていた
生理に関する本などを前もって読んでいましたし、もちろん学校の保健体育でも習いますから、生理周期が28日だというのは知っていました。
しかし私自身はといえば、実際そのような決まった周期で生理が来たことはありません。
始めの頃は不安定なのも一般的ですが、私は大人になっても25~80日くらいのばらつきがありました。身に覚えがあって2か月以上来ない時の恐怖ったら。
いずれにせよお月様であれば天体だからきっちり満ち欠けするだろうけれど、生き物がよくよく周期的なはずはないよなあ、と勝手に納得していたのですが。
30歳をすぎたあたりで、実は割とみんな周期通り(血を分けた妹すら)らしいと気が付き、愕然とすることになります。

年々重くなる生理痛
高校生くらいまでは、ちょっとだるいなあくらいで済んだ生理。
しかし成人した頃から、徐々にきつい日が出てきました。
生理痛で薬を飲むのはあまりよくないと思われていたご時世。高校生の時に重い子が必死で我慢していたのを見ていたので、女なら耐えなければならない痛みだと思っておりました。
しかし社会人になると、仕事にならない日もあり、そんなこと言ってられません。
ただその頃「生理痛は我慢しなくていい痛み」という認識も広まり、鎮痛剤が解禁(?)になったことでなんとかやり過ごせるようになりました。
それでも年々痛みはひどくなり、二日目は起きた直後に七転八倒して脂汗びっしょりになることも。震える手で薬を飲むさまは、禁断症状さながらでした。
効き目が出始めるまで10分くらい身動きできないまま、なんで毎回こんな思いをしなきゃいけないんだと理不尽さに歯ぎしりしたものです。
ちなみに私はナプキンで毎回肌荒れ(Iラインがみみずばれのようになる)にも苦しめられていましたが。大学生の時、友人の勧めでタンポンを使い始めたところ、かぶれがもちろん突然の「ドクッ」とい大量出血の気持ち悪さからも解放されたのは幸いでした。
今は様々なフェムテック製品がありますし、ナプキンもだいぶ肌荒れ対策されているようですね。ぜひどんどんいいものを取り入れてください。
敷居の高い婦人科
私は結婚願望もなければ、子どもが欲しいと思ったこともありません。
ただおつきあいする男性は軒並み子どもを欲しがっていましたし、赤ちゃんは授かりものだとは思っていましたから、妊娠したら受け入れるつもりはありました。
とはいえ正直言えば、私にとって妊娠・出産は人生で経験したくないことのトップ3だったのは事実。早く閉経すればいいのにと思っていたくらいでした。
ちなみに、初潮が早めだったから閉経も早いのかな?と思っていましたが、それは関係ないと知りがっかりしました。
いずれにせよ生理痛もつらいし、生理不順の原因や妊娠可能性の確認も含めて、婦人科は一度行くべきかもしれないとは常々思っておりました。
といっても喉元(生理)過ぎればいつも忘れます。
そんな折、同級生が二人目を出産時に子宮摘出をすることになったり、職場の人が子宮内膜症で手術を余儀なくされたり。いよいよヒトゴトではないなと感じた36歳。
ついに婦人科の重い扉をたたいたのでした。
私の診断結果は「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の疑い」。片方または両方の卵巣に直径2〜9mmの小卵胞(排卵できなかった卵子)が10個以上存在していると診断が下るようですが、私の場合10個と7個だったため「疑い」という扱いです。
先生には「排卵が下手」な体質だと説明され、色んな意味で納得しました。
女性の味方「ピル」を知る
ピル服用の経緯と効果
多嚢胞性卵巣症候群は、男性化(多毛・にきび)や不妊などを招く可能性があるため、なんらかの対処が必要となります。
私はまず生理周期を整えるため、低用量ピル(マーベロン)をすすめられました。
これで受診の目的だった「生理痛の軽減」も叶うとのこと。肌荒れにも効果があるそうです。
美容のお薬としても知られています。人によっては副作用(頭痛など)があるようですが。
いずれにせよピルの効用は、私にとって実に快適でした。
まず生理そのものがコントロールできる。
ずっと生理不順だった私にとって、生理はいつやってくるかわからない不安要素にほかなりません。しかしピルは3週間服用して、服用をやめると翌日生理が始まるという代物。
生理自体は5日ほどで終わりますし、経血量が減り生理痛ももちろん軽くなりました。
以前は丸一週間PMSにも悩まされましたが、これもなくなります。
いつ始まるかわからず、生理用品を常に持ち歩くという生活からも解放されました。生理周期は完璧に28日を保てますし、服用を1日増やしたり減らしたりで日にちをずらすことも可能。
私はインドに1カ月旅行した際、この4週間ピルを服用し続けることで、生理なしで快適に旅を全うできました。
バースコントロールが叶う喜び
そして何より、ほぼ確実に避妊できるという安心感が最高です。
それまで避妊は相手に任せるしかなかったため、妊娠を望むパートナーとケンカになったことも、別れる原因になった過去もありました。
男にとって赤ちゃんはコウノトリが運んでくれるもの。だから軽々しく子どもが欲しいという。しかし女性にとっては、現在だって命がけの行為です。
出産時の痛みで男性はショック死すると聞いたこともあります。自分が耐えられない痛みを押し付けるってどういうこと。「じゃあ、あんたが産んでみろよ」とずっと思っていたんです。
そんな避妊が、女性側の意思で制御できる。
私は恋愛体質だし、貞操観念も乏しい。だから気のある男性に求められると拒めない。だけれど、妊娠・出産は1ミリも望んでいない。そんな私にとってバースコントロールできるという事実は、驚くほど精神衛生上良いことでした。
改めて産むのも産まないのも、女性の権利ですよ!
ピルをやめると
このように私のQOLに貢献してくれたピルですが、副作用の一つに「血栓症」のリスクが高まることがあります。
特に喫煙者や40代以降の女性は危険性が高まるため、40歳以降ピルを続けるかどうかは医師と相談が必要になります。問題なければ閉経まで服用可能ですが、40歳を過ぎた人が始めることはできないようです。
私は40歳になる年に、引っ越しのために通院できなくなり、タイミングとして半強制的にやめることとなりました。
しかしおもしろいことに、ピルをやめてからも規則正しい周期は定着。生理周期がちゃんと整ったのです。妊娠を望む方も、いったんピルで周期を整えるそうですから納得です。ただ生理痛はまた強くなりましたので、そこはもう少しの辛抱かなというところ。

ついに47歳にて卒業
そして44歳頃から、21~25日ほどに周期が短くなってきました。その代わりしっかり経血があるのは1~2日。
そして46歳になった時から今度は周期が長くなり。47歳の年末、3か月来なかったので「閉経かしら?」と思っていると、2025年明けにきた生理が10日以上続き、それこそが最後となりました。
今年2026年1月、48歳の健康診断時に最後の生理から1年だという話をしたところ、おそらく閉経ですね、と言われました。
婦人科に行かなくても検査キットなどもありますが、実は閉経すると上がるというコレステロール値が爆上がりしたので、ほぼ確定でしょう。
少し早めの47歳にて、無事ご卒業とあいなりました。

【閑話休題】生理とお月さま
ところでワーキングホリデーで10か月を過ごしたオーストラリア(26歳当時)にて。
渡豪後しばらくして、日本人の女子たちで生理の話になったのですが。なんと全員半月ほど開始がずれた(遅れた人も早くなった人も)と言っておりました。
もともと周期が不規則な私だけ、何も気づかなかったのですが。
環境が変わったからかなあ、やっぱりストレスでしょう、などと言いあっていると。一人が「満月が日本と違うからじゃない?」と言いました。
月の満ち欠けと月経周期の関連は、昔から色々と言われていますが科学的根拠はありません。ただ動植物は大潮などで、事実月から様々な影響を受けています。
時差こそ日本とは1時間しかありませんが、南半球のオーストラリアでは天体の見え方がまったく異なるのは言わずもがな。月齢周期(新月・満月の日)は同じでも、日本にいた時の体内時計と差はあるし、そもそも満月は上下さかさまに見える。
なんとなく皆この説をすんなりと受け入れました。
その後出会った日本人女子にこの話をすると、やはり渡豪一回目はずれていて、お月さまとの関連にすごく納得してもらえました。
私はその後、生理のたび旧暦を確認するようになったのですが。生理不順の私でも、生理が始まるのは満月か新月が多いことに気が付き驚きました。やはり無関係ではないのかもしれませんね。

【本題】私の更年期はこんな感じ
さて本題の、私自身の更年期症状についてお話させていただきましょう。
まずくる体のダル重さとイライラ!
思い返すと、43歳になった頃から色々不調が始まった気がします。
47歳で閉経だとすると、更年期の始まりは42歳と言うことになりますから、まあそんなもんでしょう。
始めに感じた不調は、なんとなく常に体が重だるいというものでした。軽めのPMSのような、胸やおなかのはりが毎日ずっと続いている感じです。
さらにちょっとしたことで、イライラしやすくなりました。元々短気な方ではあったのですが、突然カッとなる沸点が低くなったといいますか。キレるというよりは、ヒステリックにキーっとなる種類の怒り方です。
ヨギーたるもの精神修養せねば…と思うのですが、全然コントロールができません。
これは48歳になる今もずっと続いていますので、もはや私の性格の一部として受け入れることにしていますが。
人の名前が出てこない、言い間違いが増える
同じく43歳頃から、とにかく人の名前が出てこないし、言い間違いが非常に増えました。
40代だし老化の始まりだわぁとだけ思っていたのですが。あるバリキャリ女性の更年期体験を聞いて、考えが変わりました。
その方は40代後半になって、会議などの約束事を忘れることが増え、スケジュール管理徹底を心がけていたそうです。
ところがついに、大事なアポをすっぽかしてしまいました。しかし指摘された際、そもそもそんなアポがあったこと自体思い出せなかったのだとか。手帳に自分の字で、確実にその日時が書かれてあるにも関わらず。
聞いているだけで震え上がりますよね。彼女も、よもや若年性認知症では?と不安になり受診をしたところ、更年期障害でしょうと言われたそうです。
びっくりしませんか?確かに更年期症状に「物忘れ」はありますが、ここまでとは。
ただし同じような状況で、本当に若年性認知症の可能性もありますから、勝手な自己診断は避けた方がいいでしょう。その上で、更年期にもこのくらいの症状があることは、知っておいていいのではないでしょうか。
ついにきたホットフラッシュ!
友人は絵にかいたようなホットフラッシュで、日中ものすごい汗が噴き出して困ると言っておりましたが。私はちょっと様相が違いました。
45歳の夏、ヨガのレッスンを受けていると顔からダラダラ汗が吹き出しました。
私って代謝いいわあ、と悦に入っていると…先生が「ちょっと一回休憩しましょうか」とストレッチポールで体をほぐすよう指示してきました。
その後再び同じ動きをすると、今度は汗があまり出ません。「汗の出方がおかしいと思いました。自律神経が乱れていましたね」とのこと。先生すごい。
そう、これもホットフラッシュの一種だったようなのです。
ちょうどその頃から、夜中に突然頭が熱くなって目が覚めることが出てきました。クーラーもかけているのに、頭だけ汗びっしょりになるのです。
しばらくすると落ち着くのですが、眠りが浅くなるのが困りました。
日中も発汗までは至らないものの、突然頭頂部がポッポしてくることが。
今も夜中に上半身が熱がこもって目が覚める(寒い日も)のはほぼ毎日です。
ただそのまま眠れないというほどではなくなりました。ピークは過ぎたのかな。
指のしびれ・こわばり
これも45歳くらいからです。
毎朝目が覚めると指がこわばって動かしづらく、しびれたような状態に。夜中に目が覚めた時にも指のこわばりは感じます。調べると、やはり更年期の典型的症状のひとつでした。
まあこれに関しては、不快ではあるものの生活に特に支障はありません。人によっては物がつかめないくらいだそうですから、私はかなり軽度なほうでしょう。
そしてもう一つ。20代前半からPC作業をずっとしていますから、マウスの使い過ぎで腱鞘炎っぽい(テニス肘)状態は30代からあったのですが、これも一気に悪化しました。
手の付け根と肘が熱を持って、湿布が欠かせないほどになったのです。
もしや四十肩?とも思いましたが、腕が上がらないということはありません。ヨガの先生に相談したところ、腕の付け根や鎖骨下の胸襟がものすごく張っているのをほぐすとよいとアドバイスをいただきました。
この「ほぐし」を日に何回か実践することで、今ではほとんど痛みがなくなりましたが。実際にはいまだ、日によって程度が異なります。
花粉症とのダブルパンチ
ここにきてまさかの花粉症
実は私、44歳にして花粉症デビューを果たしました。
というのも私の出身奄美大島、そして長く過ごしていた沖縄県には花粉症がないのです。
国民病の元凶である杉は、南西諸島では自生できません。植えてみても、花粉が飛散するところまでは育ち切らないそうです。
そのため花粉アレルギーは対岸の火事。内地から移住してきた人たちが花粉症から逃れられたのを喜んでいるのを、大変だったわねえと同情するもヒトゴトです。
しかし私は新卒時の20代前半に3年間鹿児島本土で会社員をし、その後43歳で再度鹿児島に移り住むことになりました。
鹿児島(本土)での生活が通算5年目にして、ついにコップがあふれた(コップ理論は現在否定されているそうですが)というわけです。
まあ本土で生まれ育っていたら5歳で発症したかもしれないことを考えれば、人生の半分近く逃げきれてよかったかもしれませんが。
花粉症?更年期症状??
というわけで44歳の春先は、尋常でない目のかゆみと止まらない鼻水で日常生活が脅かされ、軽い更年期症状などどうでもよくなりました。
とはいえ花粉シーズンが終わると、しっかりダル重さが戻ってまいります。そしてまた次の花粉症の時期になると、慢性的な更年期症状に花粉症が乗っかります。
45歳から四六時中するようになった耳鳴りなど、もはやどちらが原因かわかりません。調べるとどちらの症状にも該当しますので。
46才以降は軽いめまいに、起床時は乗り物酔いのような気持ち悪さを感じるようになりました。アレルギー症状も自律神経の乱れにかかわってきますから、もはや原因はどちらもありうる。ただただ不定愁訴が続くのです。
ここまでくると、上等だ!かかってこい!!の心持ちでやけくそ。ただ幸運なことに、突発的なイライラ以外の精神的症状(気分の浮き沈みなど)は全くなくて、むしろ症状が少ない時は、むやみな多幸感に包まれることもあるくらい。もしかしたらそれも症状なんですか!?
体重増加!
それにしてもこれが一番腹立たしい症状です。
以前は少し食べすぎたときなど、翌日夕飯を抜けば体重をキープすることができました。
しかし2年ほど前から、一回食事を抜いた程度では体重が戻らなくなり。
さらに今までと変わらない食事でも、体重が少しずつ増え始めました。
ですから食事を減らさなければいけないのに、逆に過食することが増えてきました。以前も生理前に食欲過多になったのですが、それがずっと続くのです。
閉経したと思われる後の健診で、コレステロール値は跳ね上がりましたから、ただでさえ脂肪をため込みやすい体になっているのに。


しかし食事を頑張って抜いたところ、辛い上に気持ち悪くもなりました。
やみくもに食事を抜く方法は、もう通用しないのでしょう。
また私はヨガを毎朝20分ほど自分で行い、週一回は1時間レッスンで実践しています。しかし毎朝のヨガがつらくなってきて、行程を減らしたりサボったりする日も増えてきました。
レッスンで先生が付いてくれている時は、緊張感が維持でき全然辛くないのですが。
そして毎日のように仕事帰りに通っていたチョコザップも、段々足が遠のき。実はこの春退会いたしました。
というわけで運動量が格段に減っていますが、とてもやる気は起きません。
摂取カロリーは増え消費カロリーは減り、この1年でしっかり3㎏増えました。
このままだとまだ増えることでしょう。うーん、困った。
しっかり対策して快適な更年期を!
それでも終わりは見えている
47歳で閉経であれば、計算上更年期は52歳までです。あと4年弱でこのトンネルは抜けるということ。
ほとんどの症状は、確かに峠を越えた感じがします。私は時々ストイックですが、それはスイッチが入ったときのお話。メンタルを削って無理をする気はありません。
私は子どもの頃から体重の増減を繰り返していますから、人生でもう一回ぐらい太ってもいいか、とも思えてきました。
体がだるいのであれば休めばいい。やる気が起きないのであれば仕方ない。
更年期は、女性が休憩するための時期でもあるんじゃないでしょうか。
まあそれはゆるく生きているシングルのたわごと!と、子育て真っ最中だったり、仕事で責任ある立場だったりする方々に、お叱りを頂戴しそうですが。
しかしそんな皆様にだって可能な限り、いえなんなら強制的に自分をいたわるチャンスにしていただきたいのです。
だって更年期は、その後の人生でもう一度飛躍するためのエネルギーを蓄えている時だと思いませんか。
まあ更年期をいかにポジティブにとらえたとて、できるだけ辛い症状を緩和させつつ、快適に過ごしたいのは本音です。
生理痛くらい我慢しろ、妊娠は病気じゃないから甘えるな。
古より女性たちは、どれだけの身体的精神的苦痛に耐えてきたことでしょう。
しかし今は頼れるものには頼り、まわりの協力を仰いで許される世界へと、進化してきたはずです。
それは先人たちが勝ち得てきた理解と価値観。ですから可能な対策はじゃんじゃんしちゃいましょう。ここからは一般的な対策方法に、私の感想や体験談を加味したものをご紹介していきます。
まずはお手軽サプリメント
市販の更年期サプリメントといえば、エクオールと命の母が2大巨頭でしょうか。
ホルモン低下を補うのがエクオール、各症状に働きかける漢方を配合したものが命の母。ご興味をお持ちの方は、以前ご紹介した記事を参考にされてみてください。私は現在命の母摂取歴3年目ですが、多少のプラセボ効果も含め、イライラが特に収まっている気がします。みなさんもぜひ、自分に合うものをぜひみつけてくださいね!
ホルモン療法
更年期障害がお辛い方には、やはり婦人科を受診することを強くおすすめします。
そこで行われるホルモン療法(HRT)は、減少したエストロゲンやプロゲステロンを補充して更年期症状を緩和するというものです。さらに骨密度低下を防いで骨折リスクを軽減 したり、血管の弾力性を保って動脈硬化の進行を抑制 、腟の乾燥や萎縮による不快感の軽減もできるとのこと。
内服薬のほか、経皮吸収型パッチやジェルという方法も選べるようです。
私は日常生活に支障をきたすほどの症状はないのですが、本当にひどい人(起き上がれない、仕事もままならない)には劇的効果が得られることも多いみたいです。ホットフラッシュはほとんどの方にてきめんだと聞きます。
ホルモン治療は閉経前後に開始するもので、閉経後であれば5年以内に始めるものだと聞きました。私自身も今年中に一度受診予定です。その際にはまた結果をご報告しますね。
生活習慣を見直す
健康的な生活を送ることが、結果的に更年期症状の緩和になるのはいうまでもありませんが。
特に大切なことの一つは、骨密度に働きかけることでしょうか。
骨が弱くなることで骨折しやすくなりますし、何より寝たきりになってしまえば健康寿命を全うするのは難しくなります。
「骨を丈夫にする生活」を意識し、これまで以上にカルシウムの多い食事の摂取が必須。
といっても栄養バランスが偏っていいことはありませんから、当然バランスは考えながら。
子どもたちの骨が丈夫なのは、ぴょんぴょん飛び跳ねて密度を高めているからでもあります。もちろんぴょんぴょんしなくていいですが、軽いジャンプをするようなジョギング・ウォーキングを習慣化したいですね。
それが面倒なら、せめてかかとを地面にトントンするだけの動きでもよいです。何もしないくらいなら、座ったままでも軽くかかとを刺激しましょう。
自律神経を整える
そもそも自律神経が乱れていることで起こる更年期症状の数々。ホルモンを補充する以外の対策としては、自律神経そのものを整えるというのが鉄板になってきます。
花粉症はじめとするアレルギー症状の緩和にも、自律神経に働きかけるのが効果的です。
腸内環境を整える
腸は第二の脳とも言われる器官。自律神経の働きにも大きく関与します。
腸内環境を整えることは、心身の健康に直接影響を与えることでもあります。
そのためには規則正しい生活と睡眠・軽い運動もそうですが。よい菌を取り入れることがとっても大切です。
そのため普段からヨーグルトをはじめとする、乳酸菌を摂取するのが肝要です。
ヨーグルトはメーカーごとに保有する菌が違いますので、自分に合ったものを取り入れたり、身体が慣れないようにいろんな種類を試したりするよう心掛けましょう。納豆やお味噌、キムチやお漬物もいいですね。
私の両親と祖母は昔からヤクルト信者でしたが、私は甘いのでほとんど飲んできませんでした。しかし社会現象にもなったヤクルト1000に、甘さ控えめバージョンが販売と同時に飛びつきました。劇的な変化はさすがにないものの、CMのうたい文句「睡眠の質向上」は少々感じております。何より毎週不在時にも届けてくれる、ヤクルトネットがとっても便利!
私は朝食で納豆も欠かしませんので、朝はヤクルトと併せて確実にダブル乳酸菌を摂取中です♪
菌は一度に大量ではなく、毎日続けて取り入れることが大切。皆様もとにかく継続できるものを見つけてください。
呼吸法
ヨガを学ぶ人間にとって、呼吸法は基礎でもあり極めるべきものでもありますが。
まあそんな小難しい話はおいといて、呼吸は言うまでもなく、誰でもどこでもいつでも簡単に行えることです。
例えば数年前から注目を浴び始めた4-7-8呼吸法をご存じでしょうか。
文字通り鼻から4秒かけて息を吸い、7秒間息を止めたのち、口からゆっくり8秒かけて息を吐き切る呼吸法です。
このサイクルを3〜4回、すなわち約60秒行うことで深いリラックス状態に到達。就寝前に行えば、そのまま心地よい入眠が叶います。ヨガの呼吸法「プラーナーヤーマ」を現代向け簡略化したもので、瞑想の一種にもなるものです。
もっと簡単なところで1-2呼吸法があります。1:2の長さで吸って吐いてを繰り返すものです。
例えば3秒息を吸って6秒かけて吐く。
難しいことは考えず、ただこのリズムを守ってください。
呼吸法は簡単で即効性がある自律神経を整える方法です。隙間時間でぜひ実践してみてください。ちなみに息を長く吐くのが難しい場合は、ろうそくを吹き消すようなイメージで細く息を吐いてみて下さい。私もこの方法を知って、うまく息が吐けるようになりました。
ストレッチ・セルフマッサージ
寝る前のストレッチやマッサージは、睡眠の質を確実に上げてくれるものです。
私は夜ヨガとして30分~1時間ほど行いますが(別の機会に詳しくご紹介します)、そこまでを万人には求めません。5分でも何かしら行うことで効果はあると思います。
ストレッチは、お風呂上りなどに軽くひざ裏を伸ばすようなものでよいでしょう。
セルフマッサージとしては、ゴルフボール(1個あればOK)で足裏を刺激したり(片足1~3分ずつ)、テニスボール(2個150円くらいのでOK)で背中やお尻をほぐしたりするのがおすすめです。
耳もみ
耳にはたくさんのツボがありますから、近年人気の耳つぼジュエリーなどもよいですね。
しかし自分で正しい位置を見つけるのが難しく、プロの施術はもちろんそれなりのお値段です。
ですから簡単に誰でもできるところで、耳全体を刺激する耳もみがかなりおすすめです。
私も半年ほど前に始めたばかりですが、就寝中の噛みしめ癖が緩和され、顔周りの血行が良くなり肌の調子が良くなってきました。
毎朝1分ほどでできるので、やり方をご紹介します。
まずは両耳の端を指でつまんで、四方八方に軽く引っ張ります。その後耳全体を前まわし、後ろ回しにして、耳を閉じるように前に上下に閉じます。体の状態が悪い人ほど耳が硬いそうですので、始めはちょっと痛いかもしれませんが、毎日続けると段々柔らかくなりますよ。


実はこの冬、私は初めてほぼカイロ無しで過ごしたのですが、これはこの耳もみ耳はもちろん、前身の血流がよくなったからじゃないかと踏んでいます。
第二の人生こそ本番!
更年期を乗り切るには、とにもかくにもストレスをためないことが大切です。
そのためには無理なダイエットも禁物です。そんな大義名分のもと、ご自愛しまくっちゃいましょう。
更年期は頑張って来た女性がお休みするための期間。そしてしっかりエネルギーチャージしたら、その先の人生には楽しみしかないはずです。
ぜひ自分なりの過ごし方を見つけて、よりよい明日につなげましょう!



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