お掃除ロボットが普及して久しい昨今。
形や機能・価格帯も多種多様となり選びやすくなりましたが、実はほとんど変わっていなかったのがその大きさ。そんな中、中国のSwitchBot(スイッチボット)社が通常の半分サイズの商品を打ち出し、これが日本の住環境にフィットしていると話題になりました。
経営不振にあえいでいた老舗メーカーiRobot社も、これに追随する形でついに2026年2月末「ルンバミニ」を日本にて先行販売。そこで実際にこのルンバミニを使用してみたレビューを、従来ルンバと比較しつつお伝えしたいと思います。
従来ルンバを振り返る
ルンバとは?
ルンバといえば、言わずと知れたお掃除ロボットの先駆け。2002年に iRobot社が開発し、世界中で話題になりました。
しかし発売当初はお値段もはるし、性能もイマイチ。欲しいけれど…と様子見していた人も多かったことでしょう。
とはいえ少しずつ価格も落ち着き、愛用者の声で使用実態も明らかになるにつれ、購入者も増え始めました。そういえば一時期、うっかり家から出てしまった「野良ルンバ」の目撃談が話題になったことも。余談ですがルンバに子猫を乗せた動画もちょいちょい目にしますが、反則級のかわいさですよね!
やがて大手メーカー各社もこぞって開発に乗り出し、ロボット掃除機そのものは更なる進化を遂げていきます。今やブラシでのかき出しだけでなく水拭きもスタンダードとなり、充電用ステーションのゴミ集め機能有無等でグレードが分かれ、逆におもちゃのようなクラスも登場。ついにはダイソーで発売され度肝を抜かれました。市場競争すばらしい!
それでもルンバは確固たる地位を確立していたものの厳しいものはあったのでしょう。本家のiRobot社は経営不振に追い込まれるのですが…。
ルンバはレンタルできる!
私自身はといえば、ルンバ購入に二の足を踏み続けてきた一人です。
第一の理由は信用できなかったこと。自ら掃除機をかけたようには、きっときれいにできないだろうと疑っておりました。ダイソン愛用者(信奉者)だったことも一因です。
そして第二の理由は、一人暮らしのワンルームにはゼイタクすぎるという負い目です。そもそも大した稼ぎもないのに、分不相応だし、そもそも不必要な品だと。
ところがある時、素晴らしいものをみつけました。ルンバを一カ月980円でレンタルできるというのものす。これならお試しに使ってみても許される(?)のでは。
PCレンタルで活用中だったRentio(レンティオ)が秀逸
私がこのブログを始めるきっかけとなったオンライン講座で、高機能PCが必須となった際。レンタルという選択肢に気が付き、利用したのがRentio(レンティオ)というサブスクでした。
レンタルできる商品は多岐に渡り、利用期間も月額制に加えワンタイム(3泊4日や2週間などのスポット)の選択が可能。「限られた期間だけ必要」「買う前に試してみたい」「買うほどでもないけど、このくらいの金額で使えるなら」などのニーズにこたえてくれます。
私はまずノートPCを月額6,000円(6カ月以上利用縛りで初月は半額)で8か月使用。
その次には試してみたかったタブレットPCを月額980円でレンタル、大変使いづらかった(それを知れたのが成果)ので2か月で返却。次に月額3,000円のノートPCに乗り換え、12か月経過で支払い完了(購入金額相当)となったため、現在の私の愛用品となりました。
申し込みも期間変更も、返却手続きも非常にかんたんで便利なこのシステム。商品のラインナップを眺めるだけでも楽しめます。そんなパトロール中に、件のルンバレンタルを見つけたのです。
従来ルンバも実力者!
一番安いルンバi2をレンタル開始

最もシンプルな中古品(新品は少し高い)ルンバi2は月額980円!
直近の開始日を選択、申し込みの翌々日には届けられました。
表面には少々傷もありますが、むしろお試しにはちょうどよい。スマホのアプリと連動させて、いざ稼働。「トゥット・トゥントゥントゥン♪」の小気味よい電子音とともに動き出したその姿の、なんとまあ愛らしいこと。
あとをつけながら障害物となりそうなものは動かし、飽きることなく動作を見続けて30分。私の巣である1K(6畳一間のワンルーム+2畳のキッチン)を隈なく走りまわり、ステーションに帰りついたルン(と命名)はどこか満足げに見えます。
そしてなんということでしょう。彼(何を隠そうルンは男の子)が走った後は、キュッキュするくらいきれいになっています。これは自分で掃除機をかけるより断然良い。
30分かかったけれど、文句ひとつ言わず働く自動掃除機ですからなんら問題なし。
ルンバは愛しき主と化す
確かに少々うるさい(隣近所に迷惑なほどではないが夜間は控えた方がベター)ものの、日中の留守中に稼働させればよい話。
翌日より17:00に開始セットをしておくと、帰宅時の17:40には見るからに床がキレイ!になっておりQOL爆上がりです。
とはいえ最初の頃は、不測の場所で立ち往生することもしばしば。そんな時にはアプリにヘルプの通知がやってくるので、帰宅後対応します。うっかり開始5分くらいで力尽きていたこともありました。
留守中にルンが困らないよう、少しずつ調整しながら家具を配置し直したり、段差に手作りのスロープを設置したり。もはや持ち主ではなく奴隷と化してしまうのは、ルンバユーザーあるあるでしょう。
そんなこんなで3日目くらいからは間取りを覚えたようで、より効率的に動けるようになりました。その進化ぶりにもただ感動。日々愛おしさが増していきます。
といいつつこき使います
その働きぶりに味をしめた私は、隣に住む妹宅にルンを出張させることにいたしました。
6畳の和室二間にルンを解き放つと、高校生の姪っ子はキャッキャと後をつけ、中学生の甥っ子はちょっとビビっております。その後カーペット敷きのリビングキッチンを走らせると、カーペットがふわふわになり妹が感嘆。
というわけで平日は私の1K、週末は4DKの妹宅で酷使されることとなったルン。週末のみだからか、一部屋ずつ閉じ込めて掃除させるせいか、妹宅では時折非効率な動きでムラはできてしまいますが。それでも一定時間かけて、おおむね満足できる仕上がりにしてくれます。
というか980円で、ブラック勤務させすぎでしょうか。
【朗報】ルンバは花粉に効果あり!
そしてこれは声を大にしてお伝えするべきことでしょう。
ルンがやって来て2週目に気が付きました。あれ?夜中に鼻水で目が覚めなくなったぞ。
時は3月、花粉シーズン真っ只中です。部屋を閉め切っていても隙を狙って入り込んだ花粉は、特に無防備な就寝中に襲い掛かってくる時期です。
しかしルンがやってきてからというもの、花粉の猛威はかなり弱まっているではありませんか!
そうです、床に落ちているであろう奴らは、ルンによって相当量成敗されているのです。
ところで花粉を心底憎む私は、花粉用マモルームなるものを設置しておりました。もともとゴキブリ用に購入した(小さいやつがキッチンに出たので)ものが、中身の薬剤をほかのもに代えても使えると知り、ハウスダスト用を試したところ。これがなかなかいい仕事をしてくれたため、春先はこちらがメイン使用となったものです。
おそらく空気中に舞った花粉がマモルームで落とされ、それをルンが吸い込むという連係プレーがなされたのでしょう。この併用、絶対的におすすめです!

【注意】床にモノを置く人には、ロボット掃除機は向きません!
私はもともと片付け魔で、収納の工夫など小技が好きなタイプです。同様の性質で床にモノを置かない状況を楽しめる人は、私のように嬉々としてルンバの奴隷と化すことでしょう。
しかし片付けが苦手な人や、モノが手の届く場所にないのが嫌な方は、ルンバの導線確保がストレスに感じるかもしれません。
もともと実家で一人暮らしの父のもとに、ルンバ導入を画策していたのですが。
実際に自分が使ってみて、床中にモノを置く(それが安心)な父には相容れないことを痛感。実家での使用はあきらめました。
そもそも自動とはいえ、トラブルがあれば何らかの処置をしますし、ちょいちょいメンテナンスも必要です。当然ですが自動の機械といえど、完全な全自動ではありません。その辺で不安を覚える方は、あるいは不向きだとご覚悟ください。
敢えての導入で、片づけ習慣を身に付ける方もいるやもしれませんが。まあその意味でもサブスクで1カ月だけ試してみるのは、大いにありだと私は思うのですが。
ちょっと飽きたかな?ルンと一度お別れを
そんなルンとの甘い生活でしたが、正直段々刺激がなくなってきました。
購入に至る期間は36カ月。3年かけて、この中古品を別に欲しくないなあ。
週末出張時に持ち運ぶ時も、重たくて面倒(勝手な話です)になってきました。
これは今後の付き合い方も見据えて、いったん手放す頃合いでは?というわけで、7カ月の試用期間を終えて返却する運びとなりました。
超小型ロボット掃除機の存在に気が付く
目からうろこの中国メーカー
従来ルンバを手放したのは、お掃除ロボットを不要と判断したからではありません。新たにグレードの高いものをレンタルするか、いっそ購入するかを考えるためのものでもありました。いずれにせよ、次の花粉シーズンまでには2代目ルンを迎え入れねば。
そうして調べているうちに、SwitchBot(スイッチボット)社のロボット掃除機を知ったのです。それは従来のロボット掃除機の、半分の大きさになったもの。その分時間は2倍になるけれど、そもそも不在時に働いてもらうので、時間はいくらかかったって構いません。それで細かいところまできれいになるんですよ?確かに従来ルンバには、場所によって取りこぼしや、どうしても入れない隙間がありました。それがカバーされるなんて素敵すぎるじゃないですか。
なによりも日本の住環境を鑑みた、目の付け所が素晴らしい。
しかし残念ながらレンタルという選択肢はなさそうです。公式で中古のメーカー整備済みのものもあるようですが、在庫が品薄らしい。普通に買うと型落ちでも、やはり最低4~5万円はかかりそうです。実は11月にドラム式洗濯機を買ったばかりで(レンタルと悩みこれは購入を選択)、続けてまとまった額を出せなかった事情もあります。
なんとルンバで小型掃除機が発売に!!
ああしかし花粉の季節がやってくる。これはもう一度、従来ルンバをレンタルか?
そんな折、ネットニュースにまさかの見出しが。
従来の半分の大きさルンバ・ミニが販売開始。
早速公式HPをチェックすると、レンティオでレンタルできるではありませんか!
しかし販売が2月末、レンタルは3/14から。うう…花粉が始まる。
とはいえこれくらいは我慢のしどころです。ちなみに、ステーションにゴミ収集機能がついたグレードの高い方(レンタル月額2,380円)が先で、充電機能のみのもの(月額1,880円)は4月半ばからとのこと。ゴミ収集機能別にいらないけど、一刻も早く来てもらわねば。
というわけで、直近3/14でステーション有を申込、1カ月レンタルで一度返却の予定で、4/19からは充電のみのものに切り替えるべく両方予約いたしました。3月に入ると、早い方のレンタルはすでに予約不可となっていたので、早めに気が付いてよかった!
【本題】Roomba Mini(ルンバミニ)を使ってみた!
Roomba Mini 掃除機&床拭きロボット + AutoEmpty 充電ステーション
しっかりコンパクトに、そして軽量化!



2026年3月14日本日、待望のルンバミニが届きました。
先のルンバi2は直径約34.2cm、重さ3.2kg。対するルンバミニは直径約24.5cm、重さ2㎏です。ひょっとして高さは大きくなるのでは?と思っていたのですが9.2cmで変わらず!上のセンサー?がポコッと出ているので、厚みは若干薄くなっている感じです。
いずれにせよ直径で10㎝近く小さくなっていますから、かなりコンパクトになりました。ステーション込みで従来ルンバ本体と大体同じです。
しかも今回も出張させる気満々ですから、重さが三分の二以下になっているのも嬉しいお知らせです。そもそも日本では仕切られた(段差のある)部屋や、1階から2階への移動で持ち運びを余儀なくされる人が多かったそうで。この軽量化もメーカー戦略の一環だったようです。私の持ち運びはイレギュラーとしても、なんと素晴らしい市場調査でしょう。
まずはアプリ設定
アプリと連携させることで、スマホ操作が可能になります。タイマーや遠隔はもちろん、最初にマッピングで部屋の間取りを覚えさせたり、効果的な導線を覚えさせたりできます。
その際Wi-Fiにつなげる必要があるのですが、なぜかパスワードで引っかかり(絶対合ってる!)連動できません。3時間ほど再試行を繰り返し諦めました。
そういえば、先代ルンバの時にも往生したような。ある時突然うまくいった気がします。というわけで、またつながってから追記します。
とりあえず手動で、本体の電源をぽちっと押せば動き出すので、しばらくはそれでよいかな。
ちょっとうるさいかも!?
さて手動で無事動き出したミニルンバ、改め2代目ルン。フローリングを快調に滑り出したものの、カーペットに乗った途端に作動音が3倍ぐらいになりました。小さいから動きが激しいのかしら。まあそのくらいは仕方ないかもしれない。
しかも最終的にステーションにもどり、ステーションでゴミを回収する音もまたうるさい!先代ルンはこの機能がなかったので、従来品のステーション回収音とは比べようがないのですが。
ゴミの視える化、大事かも…
ゴミの回収機能に関して、もう一つ残念だったこと。どれだけゴミを集めたがかわからない!
先代ルンは、終了の度に集めたゴミを手動で捨てながら「お、いっぱい拾ってる♪」と見るのが楽しみでした。かのダイソンも「吸ったごみが見える」ことで大ヒットしたのは有名なハナシ。
ステーションのごみ回収先は使い捨て紙袋。よってやはり集めたゴミの内容が見られません。
やはり実際購入するとしたら、私はステーション無しのものですね。
水ぶき機能はこんな感じ
これも先代ルンにはなかったので、従来品との比較はできないのですが。
新生ルンには水ぶき機能も搭載されています。
さっそく水ぶき用の使い捨てシートをセットして稼働させると、静かに動き出しました。
フローリング部分をゆるりと、カーペットの際まで拭いてくれる感じです。
ただしキッチン側の細長い個所では、ほぼ端には寄らず真ん中だけ走行する感じでした。
終了した後、外したシートは捨ててしまったのですが…よく考えたら、裏返してもう一回走らせてもよかったかな。





ルンバ導線確保あれこれ
先代ルンバで培った技術?をもとに、今回はより効率的に導線確保に取り組みました。
参考になればと思い、ご紹介いたします。
浮かせる
ルンバにのびのびと働いてもらうためには、床にモノを置かないこと(できる範囲で)が鉄則です。そのための措置の一つがモノを「浮かせる」方法です。
私がこれまで直置きしていたものは、まずゴミ箱。S字フックで机にセットします。そして仕方ないと言えば仕方ない椅子。出勤時にこれもかけてやります。ロフトベッドだったので、工夫次第で色々できるのもよかった。
掃除用具や低身長に便利な棒など、いざという時すぐに使いたいものも吊り下げます。
そして毎日使うヨガの小物たちです。完全に収納してしまうと気楽に使えなくなりますので、板を使って浮かせる方法をとりました。
もともと狭小住宅に憧れがあったので、狭いスペースを有効利用するのが快感の私。



底上げする
すべてのものを浮かせるのは不可能なので、家具は底上げすることでルンバが入れるようにします。そもそも10㎝高さがあれば入れるので、大抵の家具は足を少し長くしてあげればOK。
100均でもいろいろグッズがありますが、私は空きボトルなども活用してみました。ただし安定しないものは転倒の危険性が増しますので、無理のない範囲を心がけてください。
実は玄関に洗濯機を設置するというトリッキーな我が家なので、靴箱も部屋にディスプレイ感覚で置いてあります。それも軽く底上げ、その他テーブルを使ってモノを上げていきます。




段差を解消
ルンバが乗り越えられる段差は2㎝程度です。それ以上の高さにはのぼれません。
やっかいなのが謎に5㎝くらいの高さならおりてしまい戻れなくなることです。玄関など高さのある場所は、さすがに感知して落ちませんが。
稼働時にはドアを閉めるなどして範囲を限定するのも一つですが、行き来してほしい場所はぜひスロープを設置しましょう。
ところがスロープって、100均には存在しないんですよね。DIY機材や介護用品になりますので、まあまあ高いものしかありません。もちろん見た目や機能性の点で、そこは課金を惜しまないのもおすすめです。しかし工作好きなら、ぜひぜひ手作りしてみてください。
木材もよいですが、私は段ボールを重ねて製作してみました。さらに先代ルンがよく乗り上げていたテーブルの脚には、緩衝材とクリアファイルで山を作りました。生活スタイルや部屋の仕様に合わせて、皆様もぜひ楽しみながら試行錯誤してみてくださいね。

Roomba Mini Slim 掃除機&床拭きロボット + SlimCharge 充電スタンド
こちらは4/19以降にレビューを追記いたします。乞うご期待♪
ルンバデビューは花粉シーズンこそおすすめ!
いかがでしょう?
従来のロボット掃除機をご存じの方には、小型化されたメリットをお感じ頂けたでしょうか。
またロボット掃除機未体験の方は、まずは従来品のレンタルから始めるのもおすすめです。
ちなみにこのレンティオでの980円ルンバi2レンタルは、ルンバミニ登場の余波で現在初月580円という特別価格になっています。市場での販売価格も軒並み下がっていますので、従来品でOKな方はねらい目です。
ロボット掃除機はなくても困らないもの。でもあると生活の質が一段上がるかもしれません。
まずはレンタルで、新たな世界を体験してみませんか。


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