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油を味方につける①~ショウガオイルはいかがですか~

スーパーフードの台頭で「良質なオイル」を選ぶように

定着しつつあったSNSを媒体として、日本に「スーパーフード」ブームが到来したのは、15年くらい前でしたでしょうか。女優さんやモデルさんが美容法としてアサイー、キヌア、チアシードなど、目新しい食べ物をこぞって紹介していましたね。

キャッチ―でセンセーショナルなその流れに、私も可能な限り次々と乗っかってみました。多分一度でも耳にしたものは、ほとんど試したと思います。
その中で継続に至ったものの一つが「ココナッツ・オイル」でした。

友人は「臭くて無理」と言っていましたが、私は子どもの頃からココナッツ・サブレが好きだったくらいなので、元々あの匂いや風味が好きで。
毎朝コーヒーに混ぜて飲んだり、調理の油に使ってみたり。ジャムの大びんくらいの量(1,000円弱)を、2週間で消費する生活を、数か月ほど送ったでしょうか。
なんとなく肌の調子が良くなった(乾燥強め→気持ちしっとり)のと、気持ちお通じがよくなったように思います。

しかしある時ストックが切れ、1週間ほど摂取しなかったところ。逆に不調も感じないし、別に体重の増減もない。はて?これ必要だろうか??と思うように。
正直言うと「飽きた」だけなんですけどね。

改めてごま油っておいしいよね!

トランス脂肪酸の弊害が取り沙汰されるようになってからは、サラダ油を一切排除したこともあり、調理は基本オリーブオイルを使用していました。
炒め油に使っても香ばしさとみずみずしさがあって、食材を選ばないところが好ましかったのもあります。

でも中華料理韓国料理が好きなので、ごま油の香りや風味を楽しむ頻度も徐々に増えていきました。

一時期は外食やお惣菜の「酸化した油」にピリピリしたり、原材料に「マーガリン」が含まれるもの全般に神経をとがらせたりしていましたが。
最近は「そこまで気にしなくていいか」とこだわるのをやめました。なんでも摂りすぎなければ問題ないですもんね。

それでもオメガ系オイルは欠かしません

油の種類にそれほど神経質ではなくなったものの、「良質な油」はずっと変わらず意識しています。
といっても、もともと好きだったミックスナッツを間食やおつまみの定番にしたり、調理がしやすくて好物の鮭を毎朝食べるようにしたり。努力というより、自分に合ったものを積極的に取り入れているという感じです。あとは「何もないとき」や「もう一品」として、サバ缶を常備もしています。

生で油を摂取…するには?

油は「生で」摂るのがよいとはよく言われるところ。
カチカチの便秘でお悩みの方など、寝る前に「えごま油」を大さじ1~2杯飲むことで改善される、といった対処療法的な活用法もあります。

でもじかに飲み込むのは、やっぱり抵抗が…。
もちろんカルパッチョのような、油を生でおいしくいただく料理もありますが、こういったものをしょっちゅう召し上がる日本人は、それほど多くないでしょう。

というわけで、手軽なところで「納豆に油を混ぜる」という方法もあります。納豆1パックに、大さじ1程度のオリーブオイルを加えるといった摂取の仕方です。
ただ私は、毎朝納豆を食べるのですが、実は大さじ1の「酢」を加える食べ方をしているので、油を加えるのはちょっと…。(本筋をそれますがお酢が体にいいのはいわずもがな、この納豆+酢習慣化しやすく激おすすめな健康法です)

そこで、さらに手軽な生の油の摂取方法はドレッシングではないでしょうか。
手作りできる人は(それほど手間ではないですよね)自分の好きな油を選べばいいですし。
市販の物であれば(むろんノンオイルでなく)いろんな油の種類を試すのもよいでしょう。
私は市販の「アマニ油」ドレッシングに数年来はまっておりました。さっぱりとしておいしいですし、値段もそれほど高くありません。しかしお店によっては売っていないこともあり、切らすことも多くなりました。
そんな時「ショウガオイル」なるものの存在を知ったのです。

ドレッシングにショウガオイルを!

ワタクシもともとショウガが大好きなんです。薬味として冷ややっこおそうめんに使うのはもちろんのこと、ただ生をスライスして箸休めにもします。
一時期は乾燥ショウガの粉末をガッツリ入れたスープを毎日飲んでいました。
紅ショウガにいたっては、牛丼やそぼろごはん・焼きそばなどで、一食に一袋は軽いです。なんなら紅ショウガを食べるために、それにあった食べ物を選ぶくらいです。

そんな私が「ショウガオイル」に食いつかないはずありません。
単純においしそうなのに、「血液をサラサラにする」「痩せる調味料」などの効果がうたわれているんですから最高です。
ショウガオイルとは、みじん切りにしたショウガのオリーブオイル漬けです。作り方は各種ネットに紹介されていますが、ショウガのみじん切りをオリーブオイルでいためたものをオリーブオイル漬けにするのが主流のようです。
私は火を通さずオイル漬けにして、毎朝サラダのドレッシングとしています。

ショウガオイルの作り方(私の場合)

まずはショウガのみじん切り

最初は頑張って包丁で刻んでいましたが、ダイソーの野菜カッターを使ったらすごく楽!ではまりました。150円前後のパックされたショウガで、こんな感じです。

30回くらいハンドルを引き、刻まれたショウガをタッパーに移します。カッターは洗う前に、水を入れて残ったカスをしょうが汁にしていただきます。これもよき!

300mlくらいのタッパーに移して、オリーブオイルを混ぜます

タッパーに移した刻みショウガに、エキストラバージンオリーブオイルを加えます。よくまぜたら、冷蔵庫で一晩寝かせて完成です。保存も冷蔵庫がいいでしょう。
オイルは100~200mlでしょうか。刻んだショウガが全部浸るくらいです。
これをサラダに(大さじ1くらい)のせて毎朝食べています。大体これで2週間くらいもちます。この2週間分で、300円くらいの材料費だと思います。

最初はめんどくさいかな?と思いましたが、段々ルーティン化してきました。
2週間に1回なので、毎回手作りより全然楽ですし、市販のドレッシングよりグッと体に優しい気がします。
まあ突然飽きたり、もっと別のものに心を惹かれて、やめちゃう日が来たりするかもしれませんが。今のところ私に合っているし、興味をもった人にはお勧めしたい方法です。

健康・美容・ダイエットの原則は「続けられる」こと!

東大受験を目指す漫画「ドラゴン桜」で、「歯磨きをするように勉強しろ」という言葉があります。意識してやる以上に「しないと気持ちが悪い」レベルにすることで、自然と続けられる習慣化の大切さを説いたものです。

また金メダリストで女子マラソンのレジェンド高橋 尚子さんが、現役を引退してなお毎日「腹筋200回」を続けていることに言及し「だって顔を洗わないと気持ち悪いじゃないですか、それと同じです」とおっしゃっていました。これも習慣化の一つですね。

なんらかの実績を上げている人やトップアスリートは、持って生まれた才能に加え、必ず血のにじむような努力をしています。
しかしただただ強い精神力で、辛いことを毎日我慢しているだけではありません。
当たり前の日課として練習や課題をこなせるからこそ一流なのです。

もちろんみんながそんな高みを目指す必要はありません。でも「継続は力なり」、どんな小さなことでも続けることが強みとなる点は、みなさん実体験として感じるところではないでしょうか。
「体にいい」と言われることも、1回きりでは意味をなさないことがほとんどです。簡単なことであっても、それを続けるのは、あるいは難しいと感じる人も多いかもしれません。ですから「自分なりのやり方」を見つけることが肝要なのです。
私は飽きっぽいので、何かにはまっても自分の中でブームが去って、また新しいことを始めます。それでも、常に「やりやすい」方法を模索して、一定期間は継続することを心がけます。たいていのことは習慣化すると苦も無く続けられますし、何らかの効果を感じることでやる気もわいてきます。もちろん続けられなかったこともたくさんありますが、それは「合わなかったこと」だと切り捨てています。それでも、そもそも試す前からあきらめたり、ちょっとの工夫もせずに投げ出していては何も得ることはできません。

何か気になったことがあれば、まずは初めて見てください。自分なりの落としどころをみつけてください。その先に何が見えてくるか、楽しみじゃないですか?

こんな感じで、まだまだ私のレーダーに引っかかったものを色々お伝えしていきますね!
いろんなことを、一緒にどんどんトライしていきましょう♪

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