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ライトノベルズ先駆け!新井素子SF小説「チグリスとユーフラテス」(1999)

もしも自分が人類の最後の一人になったら。考えただけでも恐ろしいですよね。この物語はそんな状況に置かれた一人の老女ルナの、生まれた意味を問う切ない物語です。ポップな文体には似つかわしくないほど重いテーマの中に、希望はあるのでしょうか。
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宮部みゆき歴史小説の原点「‹完本>初ものがたり」(2013)

小説家宮部みゆきの描く江戸の世界。そこでは、人情味あふれる人々がいきいきと行き交います。その時代小説の集大成ともいえる最新作の、原点ともなっている本作品。生粋のファンはもちろん、宮部作品の導入としてもふさわしい。そんな一冊をご紹介します!
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大切な人を亡くした誰かに訪れる優しい奇跡「神様の定食屋」中村 颯希(2017)著

死んだ誰かの心残りを晴らすために、体を貸しておいしい料理を手掛ける主人公。隠し味は、優しい思い。その温かな時間に寄り添ってみてください。
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第一回本屋大賞にふさわしき名作「博士の愛した数式」小川 洋子(2003)著

80分しか記憶がもたない博士と、いったいどんな人間関係が築けるのか。人と人がつながるのに、あるいは記憶も時間も関係ないのかもしれません。そんな博士と赤の他人の母子に流れる温かな時間。小さく優しい奇跡が生まれる場所へといざないます。
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沖縄カルチャーの真髄ここにあり!?小説「風車祭(カジマヤー)」池上 永一(1997)著

マブイやユタやマジムン!それって何?沖縄ならではのファンタジー世界はもはやカオス。それでもその世界観に、気が付けば笑って泣けます。八重山出身の作者が贈る、沖縄の沖縄による沖縄のための一冊をご紹介!
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ちょぴり異質なよしもとばなな世界「彼女について」(2008)

往年のファンは少し戸惑ったかもしれない、少し異質ともいえるこの作品。その美しい文体がいざなう、少しトリッキーで寂寥感の潜む優しい世界観に浸ってみませんか。
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ふわっと心が軽くなる物語「かもめ食堂」(2008)群 ようこ 著

群ようこのゆる~い世界観を堪能しつつ、自分も何かできるんじゃないかな?と励まされる一冊です。
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宮本輝の自叙伝的シリーズ1作目「流転の海」(1984)

文豪宮本輝の父親がモデルとなる、氏の集大成ともいえる小説シリーズ一作目。50歳で初めての子を授かった主人公:松坂熊吾は、豪傑にして繊細。横暴さの中に無私の優しさをもつ、実に人間臭い男。その生き様を、ぜひ追ってみてください。
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深海は宇宙より神秘的?ドイツSF小説「深海のYrr」フランク・シェッツィング(2004)著

ドイツの小説家が導く、深海ホラーエンターテインメント。読書好きなら、そのボリュームにも舌鼓。しかし決して退屈することなく、一気読みできる名作です!
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ハルキワールド全開短編小説「神の子どもたちはみな踊る 」村上春樹(2000)著

主人公片桐がアパートの部屋に戻ると、巨大な蛙が待っていました。「ぼくがここにやってきたのは、東京を壊滅から救うためです」シュールな世界観に、深い考察をもたらす。濃縮された村上ワールドへ、亜ハルキスト的解釈でいざないます。
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