(序文)私とネイルの歩み
マニキュア好きの少女、でもマニキュアって大変
私はきれいなもの、かわいいものが大好き!
幼少期よりぽっちゃりしていたのに、なぜは指だけほっそりしていた私。
けっこーチャームポイントだと自認していたところへ、大人の女性がほどこしていたマニキュアを目にし「あれ、めっちゃしたい」と絵の具を爪に塗って遊んだものです。
そして中学生になると、こっそり購入したマニキュアを使用。
大人になってからはもちろん、いろんな色を試してよりチャレンジ。
そこで致命的なことに気がつきます。
私はとてもとても不器用。
しかし当時のネイルサロンは高すぎました。1週間しかもたないのに五千〜一万円。新卒のOLには高嶺の花です。
そこでなんとか自分で頑張るのですが、なかなかきれいにできないし、ようやくきれいにできても1週間…。
どうにかならないものかなぁ、と嘆息するのでした。
アラサーで夢のマニキュアに出会う
ギャルたちのハードネイルが台頭し始めたころ、もちろんそっこーで試してみました。
しかしごつすぎるし、異物感というか違和感ありありでつけていられない。
つくづく平成ギャルたちの、あの爪で日常生活を工夫して乗り越え、自らの美を追求していた姿勢は、今もリスペクトしかありません。
そうして30歳になるころ、ついに「ソフトジェルネイル」なるものが登場したのです。
夢のようでした。
マニキュアより美しく、乾くのを待たなくてよく、そして1か月ももつという!
しかもお値段も、1週間しかもたなかったマニュキアのサロンと同じ程度。
4倍持つならなら超リーズナブル!
かくして月一回のネイルサロンは、私の人生のルーティンに組み込まれるのです。
様々なサロン、ネイリスト、ほどこしたあまたのネイルたち
満足のいくネイリストさんはレア!
1か月もつ。
といっても、それは自身の丁寧なケアなどの努力も必要でしたし、正直ネイリストさんの腕も不可欠でした。
ところがジェルネイルという画期的なシステムに、ネイリストさんは不足状態。
そうして大量生産された彼女ら(男性には一度も出会ったことないので)は、玉石混合でした。
というわけで、新しいサロンができては試してみたのですが、なかなか納得のいくところは見つかりません。
そんな中、めちゃくちゃセンスが良く(デザインは花の3Dを乗せたフレンチネイルでした)、驚くほどもちの良いネイルを施術していただけくネイリストさんに出会ったのですが。
2度ほと担当していただいたあと、彼女はそのサロンから煙のごとく
いなくなってしまいました。
仕方なく同じサロンの別の方にお願いしたら(サロンは同じだし、同等のレベルかなと)、まあ雑。デザインも嫌い。
逃した魚は大きすぎたのです。
やっと見つけた!のに…
そしてまたさ迷い歩き、ようやく理想的なネイリストさんを発見できました。
今度はご自身が経営されているので、急にいなくなる心配もない。
お値段やさしめなのに、毎回丁寧で繊細なデザインでうっとりさせてくれます。
あと、めっちゃかわいい子だったのもいい。キャリーぱみゅぱみゅちゃんを、控えめにした感じ。美に携わる仕事はすべからず、美を体現できる人しかしてはならない。そこは最低条件ではないでしょうか。
そしてスーパー人見知りな私。
美容師さんはじめ、エステティシャンやタクシー運転手さんなど、マンツーマンになる客商売は、あえてなのかやたら話しかける方がいますよね。私は昔からあれが超苦手。
このネイリストさんはといえば、来店と同時にタブレットを渡し、好きな映画を選択させてから施術に入るので、まったく会話なしで黙々と職人的作業をしてくれるのです。
ぶっちゃけ、そんなところも大々好きでした。
ちなみにたまたま知り合いが、同じサロンに通っていたのですが。
おしゃべりなその方はネイル施術中、常に彼女とお笑いネタで盛り上がっていたそうです。
このネイリストさんは確かな技術だけでなく、私のようなコミ障相手に合わせられる、接客のプロだったのでしょう。脱帽。
しかし残念ながら、私が引っ越しを余儀なくされ、そのサロンに通い続けることは叶わなくなりました。
そうして新たな地で、またさまようはめに。
意外なニーズを満たしてくれた、今のネイリストさん
そして出会った今のサロン。
彼女もまた職人。デザインも好き。
そして一番よかったのは、信じられないくらいスピーディなところです。
これまでのネイリストさんは、オフに一時間、ケアと下地に一時間、そしてデザイン。
なので4時間超したこともありますし、基本は2~3時間。
2時間前半だと「お、早かった~」だったのですが。
今のネイリストさんは、なんと1時間以内ですべてを完了させてくれるのです。
超人です。
初めて行ったときには、え?え?おおおお終わり?と動揺しました。
しかし仕上がりは完璧。
どういうことかというと、通常ネイルを溶かす薬を湿布し時間を置くのですが、一気に表面を削ってオフする方法をとってくれるからです。
いや、実は前々から思っていたんですよ。どうせオフしてもまたつけるから、薬品まで使って完全に除去しなくていいって。
私はもともと短気でいらち。彼女もなかなかのせっかちさん。
う~んリズム感めっちゃ合う。
おそらく人によっては、すごく冷たく感じるくらい、さばっさば。でも私はこの感じもすごく好き。
というわけで、ここに通うようになり早4年。
多分もうほかのネイリストさんでは耐えられないので、続く限りここに通います。
本題:2024年のmyネイル☆pictures
これまでのネイル記録を残していない!
さて30歳から月に1~2回、年に一度は回復期?と完全にオフした状態の時期(1~2か月)を設けたりしつつも、ネイルをやり続けた私。その回数はすでに200回近いはずです。
ジェルネイルに出会った当初は、まだガラケーの頃。
へたに携帯カメラに慣れ、デジカメは手放したので、時々写メってはいたのですが。
当時のデータはあまり互換性がなかったし、画像も荒かった~。
そしてスマホになっても、へたに日常化したネイルは、わざわざ写真撮ったりしなくなりました。
あまり好きじゃないデザインもあったし、すごく感激したものもあったけれど。
新しくつけた直後「かわいい♪」と気分があがり、仕事で疲れても、タイピングする指先を見れば、頑張ろうと勇気づけてもらったもらうネイル。
しかし。もう一度再現したいと思っても、記録がないと頼めない。
まして同じネイリストさんじゃなきゃ伝わらない。
よくよく、全部一枚は画像で残しとけばよかった…と思ったのはこの数年。
そして思い立って、昨年はきちんと記録してみたのです。
実は全部じゃないけれど。まあ少なくとも季節ごとではそろったので、ここで披露したいと思います♪
ちなみに今年した2回分はもうとってなく(なんか昨年で力尽きた)、久しぶりに今休息期間のオフ中であります。せっかくだから今のオフ(ベース)からのせてみましょうか。
オフの状態(即ピーリング可能なジェルのセルフネイル)

オフしたときには、爪の強化剤を塗布します。
それでもなんか見苦しい気がするので…
実は私、かれこれ2年ほど「チョコザップ」の会員なのですが。
そちらのセルフネイル、なんかいまいち~と思っていたら。
オフの時の「ちょっと保護」に、ピーリング可能なジェルがなかなか良いことに気が付いたのです。
というわけで、愛用の強化剤+チョコザップネイルの白3回塗り+トップジェルの状態がこちら。
まあ悪くはないですよね。
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冬ネイル
冬ネイルは「雪の結晶」がマスト!
このシールは100均にもあるので、ペティギュア(基本セルフ)用にも常備しています。
でもやっぱりサロンできちんと埋め込んでもらうのが最高です!

春ネイル

こちらは桜ですね。
手描きしてもらいました♪
ちなみに2025年はシールを埋めてもらったのですが、写真を撮ることなく1か月経過してしまいました。
あっという間に月日は過ぎます。
梅雨ネイル
梅雨は毎年、押し花を埋めてもらいます。
この年はアジサイ。
これでじめじめの憂鬱も乗り切れます!

夏ネイル

夏は海をモチーフに!
ひまわりとかも好きですが、この年は貝で攻めちゃいました。

秋ネイル

秋はシックに。
ワインレッドや、くすみカラー。
葉っぱのスタッズとか好きです

クリスマスネイル
この年はちょっと抑えめ。
ポップにする年もありますが、お気に入りの赤フレンチで。

指先にある幸せ
子どもの頃、真っ赤なマニキュアをした高齢女性をみかけて、すごくすてきだなーと思いました。
あるネイルサロンでは「うちのお客様の最高齢は82歳」と伺いました。
女は灰になるまで女。
かの大岡裁きで有名な越前様が、お母様に「女性はいつまで女なのか」と問うた時、黙って七輪の灰をかきまぜたというのは、有名なエピソードですね。
それにしてもネイルって、男受けは最高に悪いです。
20代のころ、きれいにマニキュアを塗った私の長い爪を見て「その爪で料理作れるの?」というセリフをガチで吐いた男が、覚えてるだけでも3人。ネイル以外の突っ込みどころも、まあ時代ですな。
「少なくとも、お前に料理作る日は来ねぇ」と心の中で毒づきつつ、にっこり笑って「意外と大丈夫ですよ~」と流しましたが。
まあお付き合いにいたる(近寄ってくる)男性は、「きれいだね」と言ってはくれましたが、本当にそう思っているというよりは、絶対に私へのご機嫌取りでしたね。
断言できます。男はピンクの生爪が好きです。
いやそりゃあ、モテるのも大事なので、あらゆる場面で男目線は気にしますよ。時と場合で、あざといことも色々します。
そのうえで譲れないところはある。
ネイルを欠かさない女性は、大体そのマインドですよね。
長く塾講師をしていて、私のネイルに食いつくのは必ず女子でした。
男子からネイルについて何か言われたことは皆無です(常に女子といて、確固たる女子のマインドをもっていた男の子は別です)。
何人かの女子は、ネイルを変えた日に「先生新しいネイル!」とすぐさまチェックに来たものです。
ネイルは、どちらかというと女子同士のコミュニケーションアイテムかもしれませんね。
美意識は各々自由です。
ネイルを強制する気は毛頭ありません。ただ私が好きなだけ。
といいつつ、私の写真の芸術センスはひどいな!すみません、も少し修行してみます。
今回はどうかそこに目をつぶり、興味のある方だけ、季節のネイル~と共感いただければ幸いです。
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